福祉・医療

支援者の質を問う

 

 利用者として施設に通っていると、障碍者施設の支援者としてふさわしくないと思える、職員がちらほらみられる。

 利用者に聞こえるような声で、悪口をいう支援者は、職場から消え失せてほしいと願う。人間失格レベルの職員と接してしても、いい方向に進むはずがない。

 障碍者だからと見下すようなタイプも完全に不要。障害を持っていても、対等に接しようとする支援者であることを願う。数は少ないけど、そのように接してくれる人間も存在する。事業所はそういった人間を集められるように、全力を尽くしてほしい。人間が足りないからといって、誰でも雇えばいいというものではない。

 障碍者を露骨に嫌がる職員も完全に排除すべき。当事者側からすれば、そんな支援者と接していてもストレスをためてしまうだけ。当事者の心理がわからなくても、楽しい空間を提供できるようにしてほしい。

 社会でありったけの差別をされ、障碍者支援においても人間扱いされない。そんな人生は絶対に送りたくない。障碍者だとしても人権は尊重される社会であってほしい。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 短編小説 : 『縮まらない距離』
  2. A型作業所、B型作業所、就労移行支援にすぐに通所できるようにして…
  3. A型作業所は手帳を取得していなくとも利用できる
  4. 車椅子の使い方
  5. 平均給料の推移から垣間見えるA型作業所の課題 
  6. 支援者と利用者【障碍編】
  7. 福祉施設の倒産が増えている
  8. 障碍者枠に対する企業の考え方
PAGE TOP