福祉・医療

障碍者の叫び

 

 日本では障碍に対する差別意識が根強く残っている。相手が見えないインターネットは顕著で、書き込みのできるサイトでは、読むに堪えない文章が大量に並んでいる。閲覧するだけで、心を痛める内容がてんこ盛りだ。

 そのような状況で、障碍者であることを他人に打ち明ける。はっきりといってハードルは非常に高いといわざるを得ない。よほどの勇気がなければ、自分のことを隠し通そうとするのは自然な流れだ。

 障碍者であることを打ち明けた場合、そっぽ向かれる確率はかなり高いと思われる(一部はプラスに働くこともある)。当事者であることを理由に距離を取られたら、計り知れないほどのダメージを受けることになる。数回続いたら、生きる希望すらを完全に吸い尽くされてしまう。

 障碍者であるだけで、肩身の狭い思いをしなければならない。心安らぐ環境を確保できないのであれば、地上に生まれてこなければよかった。生まれてから死ぬまで、差別と向き合い続ける人生なんてとても耐えられない。

 

文章:陰と陽

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