福祉・医療

健常者と障碍者は異なる部分が多い

 

 障碍者は障碍を抱えているからこそ、不幸になったと考える人が少なくない。正直な話、一般人に生まれていたらできていたことはたくさんある。

 筆頭に挙げられるのは、成人後の結婚及び満足な収入の獲得。障碍者であっても不可能ではないけど、確率としてはかなり低い。前者については大半が、交際している異性すらいないのが実情だ。後者は一部は飛びぬけているものの、90パーセント以上は年収が健常者より低い。

 一般人はその部分に全く気付けない。自分も同じという話を耳にしたことがあるけど、これは完全にタブーだ。健常者は普通にしていれば、満足な収入を得られ、結婚まで辿り着く。

 人生の2大要素で差がついている以上、同じというのは筋違い。一緒だとみなす人は、周囲に気を配る力を備えていない。

 多くのものを失っているのに、健常者は障碍者の数少ないものまで搾取しようとする。こいつは血も涙もないのかと思ってしまう。利用できるものはとことん利用すればいいという考えを持つ、一般人らしい発想といえばそれまでかな。健常者は他人を利用する、裏切る、欺く、平気でだますといった能力は超一流の域に達している。

 当事者としてすべきことは、他人を騙すことに魂を捧げている一般人から離れること。血の一滴まで搾り取られないよう、留意していきたい。

 

文章:陰と陽

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