福祉・医療

障碍者福祉における支援者側の課題

 

 障碍者の支援における問題点のひとつに挙げられるのは、支援者が利用者の苦しみをわからないところにあるのではなかろうか。

 一般人は類まれな能力は備えていないものの、そつなくこなす能力を備えている。それに対し障碍者はハンデを抱えているため、全部を器用にこなせるのはごくごく小数に限られる。天才と呼ばれるレベルに達している人間もいなくはないけど、障碍者全体からすれば少数派といえる。

 健常者の支援者にとっては簡単だとしても、障碍を抱えている利用者にとっては非常に厳しい状況が当たり前のように作られる。自分の感覚だけを頼りにして、障碍者に指示をするのは高いリスクがつきまとう。

 人間という生き物は、他者の感覚になるのは不可能に近い。支援する立場であるはずの支援者が、利用者を破壊する世界観が当たり前のように構築されていく。支援と虐待が常に紙一重の世界といえる。

 障碍のことを理解できなくてもかまわない。無理難題だけは絶対に押し付けないようにしてほしいと願ってやまない。 

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 障碍者枠で働いている人に対する一般人の評価
  2. 障碍者施設は、能力の低い利用者を優遇するシステムを採用
  3. ハローワークにサポーター(障碍者向け)が配置された
  4. 支援者と知的障碍(発達障碍)は見ている世界が違う
  5. 「自律神経訓練法」は、実行がほぼ不可能で意味もなく時間の無駄
  6. 鍼治療を受けてみた感想
  7. レンタル障碍者制度について
  8. 竹炭、竹酢などを製造するB型事業所の紹介

おすすめ記事

大相撲の番付発表を見た感想(2023年5月場所)

出典:Photo credit: alek_2 on VisualHunt.com2023年5月…

「居場所」の根深い問題

必要なので、考えます(挨拶)。と、いうわけで、フジカワです。実は僕、大学時代に少し演…

夏と言えば、筆者は祭りが思い出です。夜になると出店が軒を連ねて、お小遣いを持ってよく出かけた…

正式な棋士以外が竜王戦の5組以上に昇格した場合の扱い

 小山アマが竜王戦の準決勝にコマを進めました。あと一勝すれば、5組昇格となります。…

浜矩子,城繁幸,野口悠紀雄,ほか『日本人の給料 – 平均収入は韓国以下の衝撃』宝島社新書

浜矩子,城繁幸,野口悠紀雄,ほか『日本人の給料 - 平均収入は韓国以下の衝撃』そ…

新着記事

PAGE TOP