福祉・医療

障碍について【先天性と後天性の違い】

 

 障碍には先天性後天性の2パターンがあることをご存知だろうか。

 先天性とは生まれつき障碍を抱えてしまっていることを示す。両親に障碍の傾向があった、医者のミスなどによって起こりうる。

 ポイントと挙げられるのは遺伝性である確率がかなり高いこと。両親のどちらかが障碍を抱えていた場合、障碍児が生まれる確率は一気にはねあがる(健常者同士であっても、誕生する確率はゼロではないけどかなり低い)。

 障碍者が誕生しないよう、差別的なことが行われていた時期もあったとニュースで話題になった。それは遺伝的要素があることの裏づけといえそうだ。

 後天性とは、人生を送っているうちに障碍を抱えてしまうことをさす。具体的にあげると事故による影響、加齢による衰えなどで心身に支障をきたしていく。

 心身だけでなく、言語能力などにも影響を及ぼすこともある。障碍の度合いは個人差があるため、一概にこうなるとは言い切れない。

 

 現在は健常者であっても、運が悪いと一秒先に障碍者になっている可能性もある。事故死と同じく、まったくの無関係とはいえない。自分は関係ないからと、鷹をくくっていると思わぬ事態に見舞われるかもしれない。

 

文章:陰と陽

 

関連記事

  1. 就労実績をあげている事業所の紹介(事業所は北海道)
  2. 違和感のある支援者の発言
  3. 発達障碍者は、支援者の変わる支援センターに登録しない方がいい
  4. 就労定着支援の問題点
  5. ちくま新書の「【シリーズ】ケアを考える」
  6. 障碍者にも希望はある
  7. 自分の生き方を貫けるのは才能のある障碍者だけ
  8. 健常者と障碍者はlose-loseの関係になりやすい

おすすめ記事

障碍者が仕事をやめる理由

『障碍者が仕事をやめる理由』 障碍者が仕事をやりにくい理由 …

前野隆司著『実践ポジティブ心理学』のまとめ【第六回】

はじめに「ポジティブ心理学」は、90年代にアメリカ心理学会の会長であったマーティ…

怖い話:『目撃者によって違う霊』

https://visualhunt.com/f7/photo/24377922021/e3ff47…

タッチパネルの注文だけで回転寿司を食べた感想

  コロナウイルスの影響を受けて、回転寿司がタッチパネルによる注文に切り替えているよ…

障碍者の就職活動は厳しい

一般社団法人向ひまわりに通所しながら、就職活動をしています。感じたことを書いていきます。&n…

新着記事

PAGE TOP