時事問題

「ノーベル賞」と「ダイナマイト」の関係

 

ノーベルが「ダイナマイト」を発明

 

ご存知の方も多いかと思いますが、「ダイナマイト」の発明者はアルフレッド・ノーベル(1833年―1896年)と言うスウェーデンの発明家なんです。

そして彼は、「ダイナマイト」の開発で巨万の富を築き上げたのでした。

 

 

大変危険だった「ダイナマイト」の原料

 

「ダイナマイト」の主な原料はニトログリセリンです。

ニトログリセリンは非常に反応性が高く、少しの振動でも爆発する大変危険な液体でした。

筆者が子供の頃、テレビドラマか映画で、主人公が運ぶニトログリセリンが大変危険な液体だと説明する場面で、一滴のニトログリセリンをたらして爆発させた場面があった事を覚えています。

誇張して描かれていたのかもしれませんが、すごく印象に残りました。

そんな危険なニトログリセリンを珪藻土(けいそうど)に吸収させることで、安全に持ち運べるようにしたのが「ダイナマイト」でした。

 

「ノーベル賞」は遺言に従って作られた

 

「ノーベル賞」はアルフレッド・ノーベルの遺言に従って1901年から始まった世界的な賞です。

「ダイナマイト」は土木工事に大変貢献しました。

人や機械で岩石を砕くより、「ダイナマイト」で爆破するほうが早いですよね。

筆者の友人で、土木工学を大学で学び、仕事でダムやトンネルの工事に従事した人がいます。

その友人から、工事現場で「ダイナマイト」を使っていた話を聞いたことがあります。

「ダイナマイト」は私たちのインフラを作るために貢献しているわけですね。

ただ、その破壊力は戦争にも使われました。

日露戦争でも大量の「ダイナマイト」が使用されたそうです。

戦争で使用されることは予想していたようですが、ノーベルは後ろめたさを感じていたのかもしれません。

だから、世界に貢献した人に、自分が築いた富で賞金を与えるように

遺言したのかもしれません...

 

今年も日本人が受賞

 

今年の「ノーベル化学賞」の受賞者に、スマートフォンなどに広く使われている「リチウムイオン電池」を開発した、大手化学メーカー「旭化成」の名誉フェローの吉野彰さん(71)ら3人が選ばれました。

日本人が「ノーベル賞」を受賞するのは、アメリカ国籍を取得した人を含めて27人目、化学賞では8人目だそうです。

日本人の受賞、本当に嬉しいですね!

 

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6338979

©吉野氏受賞 IT社会発展に貢献 | 2019/10/9(水) 19:31 – Yahoo!ニュース

 

文章:エムユー

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