プロ野球のペナントレースは残り20試合となった。
セリーグでは巨人が5年ぶりのリーグ優勝に向けて、ペナントレースのトップに立っている。大きな連敗をしなければ、優勝する確率は高いと思われる。
エースの菅野が2回降板のアクシデントに見舞われた。この時期に離脱すれば、戦力ダウンは避けられない。
4連敗中に打線が振るわないのも気がかり。リーグトップの得点力を誇るも、爆発する、沈黙するを繰り返しており、コンスタントに点数を入れられていない。安定した力を発揮できるようになれば投手陣にとって心強いし、チームも波に乗っていく。
2位のDeNAにもチャンスは残されている。首位とは2.5ゲーム差。6試合残されている直接対決で5勝以上をあげられれば、逆転優勝も現実味を帯びる。巨人との試合で総力戦を展開し、勝利をもぎ取りたい。幸いにも巨人との相性は悪くない。
DeNAの優勝のカギを握るもう一つの要素は、阪神戦をどう乗り越えるかということ。苦手意識を払しょくできなければ、優勝は幻と化す。Bクラスのチームにいかに取りこぼしをしないかが、上を目指すにあたって重要だ。
5年ぶりに巨人が優勝するのか、Denaがチーム名が変わってから初めてリーグを制するのか。セリーグから目が離せない。
文章:陰と陽