レジャー

クライマックスシリーズの是非を問う

 

 日本のプロ野球ではリーグで3位までに入ると、「クライマックスシリーズ」の出場権を得る。

 日本シリーズへの出場権をかけて争う、クライマックスシリーズは必要なのだろうか。

 リーグ優勝同士が日本一をかけて争う、昔のシステムを望んでいるファンも多いのではなかろうか。2位と10ゲーム以上の差をつけて、短期決戦に負ければ日本シリーズに出場できないのであれば、何のためにペナントを独走したのかわからない。長期戦なら差をつけられても、短期決戦では勢いのあるチームが勝ちやすい。アドバンテージがあったとしても、下剋上は充分に起こり得てしまう。過去には下位のチームがリーグ優勝したチームに4連勝して、日本シリーズに進んだケースもある。

 2位以下のチームが勝率5割を切っていたとしても、日本一の称号を手に入れる可能性があるのは大きな問題点。相撲にたとえるなら、負け越した力士を優勝扱いするようなもの。勝率が5割を切った場合は、自ら辞退できる制度を設けてみてはいかがだろうか。

 ペナント熱を最後まで保つために設けられたクライマックスシリーズ、再考する時期に差し掛かているのかもしれない。

 

文章:陰と陽

 

関連記事

  1. 選抜2021の明治神宮枠をどのように扱うのか
  2. プロ野球のノンテンダー契約は戦力外だったのか
  3. 【サッカー】ワールドカップ出場国が出そろいました!
  4. 将棋の第70期奨励会三段リーグが終了
  5. ラグビーワールドカップの賞金
  6. 藤井聡太さんが史上最年少の5冠に王手
  7. 羽生九段が名人戦のA級から陥落
  8. 横綱の二人に注意を決議

おすすめ記事

花見や旅行にオススメのバックパック メンズ編

先週は花見や旅行に合う女性のバックパックを紹介したが、今回は引き続き4月5月に丁度い…

疲労回復の三原則

休養、栄養、運動が、疲労回復の三原則と言われています。…

ノンフィクション作品の魅力

私はフィクション作品が好きだ。なぜならありえないことを経験したかのように味わえるから…

怖い話『わたしはここにいる』

山間の小さな町での出来事。ある時から、町はずれの農道で幽霊が目撃されるようになり…

『本の世界』―誰でも自由に過ごしてみたいもの―

僕は…本の世界が大好きだ。なぜなら…&n…

新着記事

PAGE TOP