レジャー

クライマックスシリーズの是非を問う

 

 日本のプロ野球ではリーグで3位までに入ると、「クライマックスシリーズ」の出場権を得る。

 日本シリーズへの出場権をかけて争う、クライマックスシリーズは必要なのだろうか。

 リーグ優勝同士が日本一をかけて争う、昔のシステムを望んでいるファンも多いのではなかろうか。2位と10ゲーム以上の差をつけて、短期決戦に負ければ日本シリーズに出場できないのであれば、何のためにペナントを独走したのかわからない。長期戦なら差をつけられても、短期決戦では勢いのあるチームが勝ちやすい。アドバンテージがあったとしても、下剋上は充分に起こり得てしまう。過去には下位のチームがリーグ優勝したチームに4連勝して、日本シリーズに進んだケースもある。

 2位以下のチームが勝率5割を切っていたとしても、日本一の称号を手に入れる可能性があるのは大きな問題点。相撲にたとえるなら、負け越した力士を優勝扱いするようなもの。勝率が5割を切った場合は、自ら辞退できる制度を設けてみてはいかがだろうか。

 ペナント熱を最後まで保つために設けられたクライマックスシリーズ、再考する時期に差し掛かているのかもしれない。

 

文章:陰と陽

 

関連記事

  1. 大相撲の十両、幕下の入れ替え予想を書いていきます。(2022年1…
  2. 【サッカー】伝説の選手、ディディエ・ドログバ
  3. 新庄剛志さんがトライアウトを受験
  4. 京阪電車では特別料金のかかる急行運用もあった
  5. 阪神の佐藤選手について
  6. 西武ライオンズの2連覇
  7. 将棋の第70期奨励会三段リーグが終了
  8. 十両、幕下の入れ替えは誰になるのか(2022年3月場所)

おすすめ記事

ハンカチ王子はなぜ現役を続けられるのか

 プロ野球の世界では毎年70~80人程度の選手が戦力外通告を受ける。(ごく一部の一流…

怖い話:『赤い法被の売り子』

出典:Photo credit: bradleygee on Visualhunt.com野球場…

不安を減らす方法

不安を減らす方法について、「『精神科医が教えるストレスフリー超大全』樺沢紫苑著」…

怖い話『昼間に寝ている女』

小学生の時の話。友人の玄関先で、仲間たちと心霊写真集や心霊本を読んで、ワイワイと…

『どんなに努力しても…』―努力しても報われないこともある―

やっぱり人間は…努力している人より…完璧な人…

新着記事

PAGE TOP