大相撲では休場すると、番付は大きく落ちます。どれくらい落ちるのかという目安を下に書きます。
幕内、十両→12~15枚程度(横綱、大関は除く) *状況によって変動あり
幕下 40枚(40.5になることもある)
三段目、序二段→60枚(若干の変動あり。序二段から序の口に落ちる場合は異なる)
序の口→番付外に転落(例外はあるかもしれない)
全勝した場合にどれくらいの番付が上がるのか
おおよその目安で書きます。
幕内→下位ほど上がりやすい(番付によって異なる)
十両→一概にはいえない(十両内だと大きく上がり、幕内に上がる場合は上り幅が小さい)
幕下→下位ほど上がりやすい
三段目→50枚~90枚程度(下位ほど上がりやすい)
序二段→90枚程度(おおよその目安)
序の口→200枚程度(おおよその目安)
幕内、十両は休場すると、一場所で取り戻すのはほぼ不可能
関脇で休場したとします。翌場所は幕内10枚目あたりまで下がります。関脇の地位に戻るためには、2場所以上が必要です。(よほど運が良くない限り)
全休で十両に落ちたとします。近年は幕内の成績優先で番付を組むため、1場所で元に戻すのは不可能です。
十両3枚目で全休すれば、翌場所は幕下に落ちます。幕下で全勝したとしても、10枚目くらいまでしかあがれません。番付を戻すためには、さらに一場所必要です。東筆頭の全休で、十両にとどまれた場合を除いては、元の地位に戻すのは不可能です。
幕下は番付によって異なります。東筆頭で全休した場合、41枚目くらいまで番付は落ちます。全勝しても、東筆頭まで戻るのは難しいでしょう。2枚目くらいからは、番付運によっては1場所で元の番付に戻れます。(2→42→2はありえなくはない)
幕下10枚目で休場したとします。翌場所の地位はおおよそ幕下50枚目です。そこから全勝すれば、5枚目~7枚目くらいになるでしょう。全勝することができれば、一場所で番付を戻せます。
三段目以下については、全勝すれば一場所でおつりが返ってきます。
幕下以下では同じ星同士で対戦を組まれます。全勝できる力士は原則として、幕下が1人、三段目は1~2人です。(幕下で同部屋の力士が6勝0敗となり、二人が7勝0敗になることはありえる)
最後に
休場すると番付を戻すのは大変です。
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陰と陽