孤独は孤毒である
と、ある人が表現しました。
孤独は寿命を縮めるという研究がたくさんあります。
孤独は喫煙に匹敵するほど健康に悪いという研究結果もあるそうです。
人間は人の間と書いて一人で生きているわけではありません。
何らかのつながりを持ちつつ生きています。
分かりやすい例で言えば、
高齢者の方は、退職後には悠々自適にのんびり暮らしたいという方が多いと思うのですが、それはあまりお勧めできないと言われています。
仕事を辞めてリタイアすると、人との接触が激減し、脳への刺激も減ることになり記憶力も低下して認知症になるリスクも高くなると言われているからです。
高齢者に限った事ではなく、人は誰でもそういう環境に置かれるとその様になるという事は想像に難くありません。
人との関わりや社会とのつながりを持っている人は、刺激もありますし何より自分がつながっているという感覚があり、役に立っているという実感もあるでしょう。
なので、何らかの役割を持つことは健康にいいと思われます。
人は人に親切をすれば、親切をした人もされた人にも両方にオキシトシンというホルモンが分泌され、それによって幸福感が得られるという事が分かっています。
また、感謝されるとオキシトシン以外にもエンドルフィン、セロトニン、ドーパミンという四つの幸福物質が分泌されるそうです。
人間関係は、ストレスの原因にもなりますが、この様に幸福をもたらすものでもあるのです。
過度なストレスは悪いと思いますが、そこはうまく発散しながら。
また軽いストレスや程よい緊張は健康には良いと言われています。
なので、良好な人間関係を築いていきたいものですね。
いつまでもお互いを支え思いやりながら。
文章:シャーペン
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