『転職を3回経験したから言えること(中)』
初めての転職活動で予想外のことが...
私が初めて転職活動をしていた頃は、今のようにパソコンやスマホが普及していないので、求人情報誌で転職先を探していました。
そして、2社に履歴書を送ってみたのですが、2社とも履歴書が返送されて来たのです。
その時は、「なぜ試験も受けさせてくれないのか?」
と、少し悩みました。
ブランクが原因か?
当初、履歴書が返送されてくる理由は、転職までのブランクにあるのかと思いました。
最初の会社を退職した直後は、今まで毎日残業していたこともあり、少し体を休めようと思い、半年くらい配送のアルバイトをしていたのです。
毎日、夕方の6時には仕事が終わる生活でしたが、さすがに、半年間「自分の技術が上がっていない」ことに気付き、これは良くないと思い、転職活動を始めたのです。
冷静に考えて気がついたこと
色々悩んでも仕方ないので、「何か足りないことはないか」と冷静に考えました。
そのとき、求人情報誌に「職務経歴書」のことが記載されているのに気がつきました。
なるほど、履歴書だけでは、卒業した学校や入社した会社は分かるが、何をしてきた人なのか分からない...
会社で何をしてきたのか分かってもらえば良いのかと、思い至ったのです。
職務経歴書が重要だった
最初に履歴書と「職務経歴書」を送った会社は従業員が50人ほどの会社でしたが、面接を受けることができ、すぐに採用の連絡がありました。
しかし、他にも受けていたので辞退しました。
「職務経歴書」が転職に大きく影響することを、ここで実感しました。
私が作成した職務経歴書の内容
私の場合はコンピュータ技術者なので「職務経歴書」は書きやすい方だと思います。
内容は、関わった期間と、システム名、作成したのか変更(修正)したのかを、箇条書きにしただけです。
ただ、残業の多い会社で働いていた為に、普通の人より関わったシステムが多かったと思います。
例えば、財務管理システム、給与システム、ゴルフ場の会員管理システム、自動車整備業システム等々、3年程で10種類位のシステムに関わったと思います。
その数が、採用担当に注目されたのかもしれません。
それに日刊自動車新聞に、私が担当した整備工場が掲載された記事があり、それをコピーし、同封しておきました。
整備工場の責任者が、私が作成した自動車整備業システムを高評価した記事だったのです。
面接でも職務経歴書の重要性を実感
2つ目に受かった会社は全国に支店があり、中小企業では大きい方だ思います。
筆記の採用試験もあり、50人位が受けていて2人を採用すると聞きました。
そして、筆記試験が受かった後の面接で感じたのが「職務経歴書」の重要性でした。
面接官が、自動車整備業システムについて色々と聞いて来たのです。
日刊自動車新聞の記事が影響したかもしれませんが「職務経歴書」がなければ、記事のコピーを同封することも考え付かなかったと思います。
ただ、ここも他に受けていた会社があり、辞退しました。
3社目で就職したが...
3つ目に受かった会社は大企業の系列会社でした。
従業員も500人を超える会社です。
最初の会社のように残業手当が1万円しか出ないこともないだろうと思いました。
収入も増えると思っていましたが、1週間で辞めました。
理由は次回に述べたいと思います。
今回注目してい欲しいのは「職務経歴書」と「自己アピール」が重要だと言うことです。
私の場合、たまたま日刊自動車新聞に掲載された記事があったので、強く自己アピールができたと思いますが、
「自分にできることを1つでも多く書く」ことが重要だと思います!
文章:エムユー
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