発達障碍者が企業で長続きしにくいのは、脳に反する命令を送る機会が一般と比べて多いからかもしれません。
今回は広汎性発達障碍で考えます。能力値がでこぼこであるため、一般のスピードに合わせようとすると、余計なエネルギーを消耗することになります。(高い場合は合わせなければならないし、低い場合はあわてなければならない)自分のペースでやることができないため、一日、一週間なら大丈夫だとしても、蓄積するとダメージは大きくなっていきます。
広汎性発達障碍が職場で長続きしたいと思うのであれば、一人でやる仕事(タイピング、入力作業など)を推奨します。自分のペースで仕事できることによって、持続性を高められる可能性があります。流れ作業などで他人に合わせる作業は、不向きである確率が高いでしょう。
交友関係は無理に作らないほうがよいでしょう。仕事はお金をもらう場所だと割り切り、必要最小限でとどめておくのがベターです。対人関係でつまずくと、仕事をきっちりとこなすのも難しくなってしまいます。職場は基本的に友達を作る、恋愛をする場所ではありませんので、距離を縮める必要はどこにもありません。
まとめ(発達障碍が向いているといわれる仕事)
*小説家、画家などといった一芸を要する職業
*プログラマー
(注)個々の能力に応じて、一人でやる仕事がいいでしょう。
自分にあった仕事を探すことで、長続きするのではないかと思います。自分の能力を一回見直してみましょう。
文章:陰と陽