『仕事をしたことで苦手を克服していた!』
内向的な性格
私が小学校の1、2年生の頃だったと記憶しています。
父親が初めてプラモデル(飛行機)を買ってきてくれたのです。
その後、小学生から高校生までプラモデルを作るのが趣味になりました。
そしてプラモデルを作るために家にいることが多なり、外で遊ぶことは少なくなりました。
それが原因とは確信出来ませんが、“外向的”な性格ではないことは確実でした。
ただし、高校1年生の7月からバイクに乗り始めたため、段々とバイク仲間が増えたこともあり、決して友達が少ない方ではなかったと思います。
高校生時代は何時も5、6人の友人とバイクで走り回っていました。
外向的な友人が“羨ましい”と思っていた高校生時代
高校生時代にはプラモデル好きやバイク好きなど10人程の友人がいて、楽しい時代であったと思います。
ただ、女の子の友人は1人もいませんでした。
元々“内向的”な性格なのか、相手が女の子だと上手く話が出来ないのです。
だから“外向的”な友人が学校の廊下で、女子生徒と気さくに話をしているのを見て、“羨ましい”と思った事が良くありました。
プログラムを作る仕事を選んだ理由
私は人と話をするのが得意ではないと思ってました。
だから、コンピュータのプログラムを作っていれば、
「人と話すことも少ないだろう…」
一日中コンピュータと向き合えると思い、コンピュータ関係の会社へ就職しました。
人と話すことが多い仕事だった
実際に就職してみると、初めの頃はプログラムの修正や変更が多かったのですが、それでも、変更した所の説明など顧客との会話が必要でした。
プログラムを作る様になると、何を入力して何を出力(印刷)するのかと言うふうに、顧客との打ち合わせも多くなりました。
プログラムの作成以外にも、営業の人に同行して、コンピュータを導入するメリットの説明をすることも増えました。
それに、プログラムを2~4人のチームで作ることも多く、私と女子のプログラマーだけでチームで作ることも何度かありました。
当然「女の子とは上手く話が出来ない」と言っている余裕などありません。
いつの間にか女性との会話が得意に
結局、仕事で毎日誰かと会話をする生活の中で、女性でも意識せずに会話をする様になりました。
例えば、最初に転職した会社でこんなことがありました。
朝エレベータの前で良く会う、別の会社の女の子と自然に挨拶する様になったのです。
それを見ていた同僚が「今、あの娘は○○さんに挨拶したの?!」と言うので、
「朝良く会うから挨拶くらいするよ」と答えました。
すると同僚は「あの娘すごく可愛いと噂されている娘ですよ、みんな話したいと思っていますよ!」
と言い、ちょっとあきれた感じで「○○(筆者)さんは良く給湯室で女の子と話し込んでいるからな!」
とも言われました。
言われてみれば、社内には35人の男子社員と10人の女子社員がいましたが、昼食も女子社員と一緒に食べたりとか、一番女子社員と話しているのは私でした。
女子生徒と気さくに話をしている友人を“羨ましい”と思っていた頃とは正反対です。
苦手も克服出来る
学生時代は“人と話をするのが得意ではないし、相手が女の子だと上手く話が出来ない” 性格でしたが、淡々と仕事をこなしていただけで、人と話すことが得意になりました。
特に女性との会話は得意になったと思います。
3回目に転職した会社には大きなコピー機が4台もあるコピー室がありました。
そこで受付の女の子と偶然に会った時には、話し込むことも多かったのです。
苦手だと思っていても、実際にやってみると克服出来ることもあります。
何でもやってみるものだと思います!
文章:エムユー
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