サスペンス・ホラー

怖い話:『古井戸から』

ある地方都市の河川敷のうっそうとした茂みの中に古井戸があった。

それは、夜中に赤ん坊の霊が飛び出して近くを飛び回る、という噂のある古井戸だった。

一部の人が言ってるだけで、信用するに値しなかったが、人が転落する危険もあるため、そのまま放置して置くわけにもいかない。上から鉄板で蓋をした。

そして数年が経ち、開発工事の人が鉄板を取り外して裏面を見ると、びっしり赤ん坊の手形が付いていたという。

 

 

百百太郎

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