コラム

G(ジャイアント)・さらば!

最近、また、紙巻きタバコを吸っています(挨拶)。

 

と、いうわけで、フジカワです。

僕は毎晩、都合5種類の抗うつ剤と睡眠薬のカクテルを飲まないと一睡もできないのですが、最近はそれでも寝付けないという不条理を味わっている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

今回の記事は、「さようならー!」とかいった話です。

 

終わりの始まり

 

さて。突然ですが、皆様とは、もうしばらくでお別れすることになりました。

先日のことです。

僕達通所者全員を集め、スタッフさんからの通知がありました。

曰く、共栄のA型事業所は、今年の3月末で閉鎖するとのこと。

理由は、政府の法改正により、その下では、運営が困難になったため、とのことでした。

まあね。ちゃんとした理由があるんですから、文句を言うべきポイントではないですよ。

僕が、共栄のA型事業所に通所を開始したのが、2023年の4月12日だったはず。

1年持たなかったわけですが、施設側が閉じるって話なら、どうしようもねえです。

 

困った!

 

しかし、個人的には困りました。

なんせ、僕はライターです。

要は、世間一般的に、応用の利くスキルを、何ら持っていない。

一応、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)の資格は持っていますが。

事務職は、未経験ですしね。

さて? 今一度、自分のスペックを確認してみようか?

「一般的な仕事が未経験で、(ほぼ)50歳の、精神障害者」

……はい。見事なまでに、市場価値がない!

一般企業への、障害者雇用枠での就職は、まず無理と思った方がいいでしょう。

確かに、各企業も、一定数の障害者を雇用しなければならないという決まりはあります。

ですが、同じ採るなら、

「もっと若くて、頭がまともな、身体障害者」

にするはずです。

いくら、僕自身が「気持ちはまだ若い!」とは言え。

リアルの年齢まで、まさか詐称なんかできませんしね。

 

選択肢がない!

 

一般企業への就職が無理ならば、また別のA型事業所へ移るしかない、と思われるでしょう。

しかし、ライターの仕事があるA型事業所というのも、そうはないものです。

僕なりに調べたところ、大阪市天王寺区に、そういうA型事業所があるそうです。

僕の家からは、バスと電車を乗り継いで、1時間。

問い合わせてみたのですが、そこは、テレワーク不可。

甘ったれるな、と言われそうですが、「片道1時間を、毎日継続的に通所する」というのが、現実的ではない。

いや、これをご覧の皆様の中には、毎朝片道1時間の通勤をしておられる方もいらっしゃるとは思います。

ただ、僕の場合、「人混みに強い恐怖を感じる」ので、負担が大きいんですよね。

こうなってくると、もはや、「最低賃金(以上)で働く」という選択肢が、まったくない。

 

社会性の獲得手段

 

さ、ありとて、家に引きこもっていては、まず間違いなく、病気の症状が悪化します。

僕自身、A型事業所に通所を始める前まで、約5年間引きこもりだったのですが、その時の症状は、悲惨の一言でしたし。

要するに、「ちっと、表ェ出やがれ!(健全な意味で)」ですよ。

別に、仲良くする必要はなくとも、他人との接点を持った方がいい。

こうなったらもう、稼ぐとかは度外視です。

現在の共栄も、B型事業所は、存続するそうです。

しかし、仕事内容が同じなのに、時給がガクンと下がるなら、僕としては、移行はしたくない。

後付けの理由っぽくなりますが、家から共栄の事業所まで、交通の便が悪いのもありますし。

 

クリエイティブ系?

 

結構前に、こんな記事を書かせて頂きました。

「クリエイティブ系B型就労継続支援施設の実際」

https://t.ly/A5k5Z

この記事の中で、「いかにクリエイティブ系であれ、B型事業所はなー」とは書いたのですが。

一般就労、ないしはA型事業所で仕事をする道が、完全に潰えた以上。

また、個人的に、存分に創作活動を続けたいなら。

去年の3月に見学に行った、クリエイティブ系B型事業所へ通所した方がいいようです。

少なくはない収入源が断たれるのは、痛いのですが。

現実を冷静に考えたとき、もう、他はないのだと痛感しました。

 

皆様、今までありがとうございました!

これを書いている今は、2月の末です。

まだ、残り1ヶ月あるため、もう少し、この場で、皆様にお目に掛かれる機会もあるかも知れません。

ただ、どうしても、先にお礼を申し上げたく。

ほんとうに、ありがとうございました。

皆様に、少しでもお楽しみ頂けていたならば、それに勝ることはありません。

まあ、僕、フジカワこと、不二川巴人が、「書くこと」自体を辞めるわけではないです。

ご興味のございます方は、今後も、どこかでお目に掛かれれば。

つうか、「不二川巴人」で検索して頂ければ、すぐに分かりますので。

 

んじゃまた。

 

文章:フジカワ

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