配偶者のいる障碍者はA型作業所、B型作業所、就労移行などを利用しにくくなることもある
配偶者のいる利用者は、配偶者のいない利用者と比べると、A型作業所などを利用しにくくなることもあります。理由を書いていきます。
配偶者が一定以上の収入を得ていると、利用料を払わなければならない
障碍者施設の利用料は、配偶者の給料によって変わります。配偶者に一定以上の給料があった場合は、利用料を納めることになります。
1カ月の最大利用料は37200円
A型作業所で一カ月にもらえる金額は、7~8万円前後であることが多いです。37200円の利用料が発生したとすれば、半分の金額を失ってしまいます。収入を時給換算にすると、400円前後まで減少してしまいます。
B型作業所、就労移行支援なども影響を受けます。収入の高い人には、利用しにくい場所であるといえるでしょう。
利用料の高い障碍者はどうしたらいいのか
利用料を払っていると、雇用保険よりももらえる金額は少なくなります。1年間だけ通所して、雇用保険を受給してもよいでしょう。
福祉施設を利用するのではなく、一般就労するのもありです。一般会社就職なら、利用料はかかりません。
最後に
利用料の仕組みをきっちりと理解してから、福祉作業所に通所するようにしましょう。
文章:陰と陽
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