キャプテン2を書く必要があったのか
これは賛否両論があると思います。続きを読みたい人もいるでしょうし、原作の良さを殺さないでほしいと考える人もいます。価値観によるものなので、一概にはいえない部分があります。
プレイボールと比較すると、終わり方がきっちりとしていた
近藤編の途中で終わったものの、違和感のある終わり方ではありませんでした。「プレイボール」は谷口の夏の甲子園まで書く必要があるものの、キャプテンは途中で終わっても違和感はありません。(延々と続いていく作品であるため)
感想しか見ていないものの、明らかに路線が違う印象を受ける。
近藤編においては、戦力層を厚くすることを目標としていました。それにもかかわらず、「キャプテン2」では少数精鋭に戻されています。イガラシ編までの内容を受け継いだのかもしれないけど、違和感はぬぐえません。
原作を尊重するのであれば、大人数にした方がよいのではないでしょうか。
ちばあきおさんなら決勝の相手は青葉にしたのではないか
決勝の相手は別のチームになっていることに違和感を持ちました。よほどずば抜けた中学生がいるのならまだしも、そうでないのであれば青葉が基本かなと思います。
試合内容があまりにも淡泊
ちばあきおさんは書くところはきっちりと書く、省略するところは省略するというスタンスで書いていました。メリハリはきっちりとつけていたと思います。
近藤編の試合が恐ろしいまでに淡泊です。もう少し書いた方がいいように感じます。
ちばあきおさんはどんなに点差がついても手を抜かない作風だった
青葉(プレイボールでは谷原高校)みたいに、最初は二軍を出すこともありました。ただ、点差が開いても、控えを出すようなことはしません(怪我、スタミナ切れなどによる選手交代は除く)。その部分をきっちりと継承しきれていないように思います。
まとめ
作者が変わると作風は変わってしまいます。原作ファンからすると、少し残念なような気がします。途中で終わったとしても、そっとすることが作品を大事にすることにつながると思います。
ちばあきおさんが同じ内容を書いたのだとすれば、読者として納得していたと思います。他の人が書いたからこそ、違和感を感じているのかもしれません。
文章:陰と陽
画像提供元 https://foter.com/photo4/baseball-field-sport-game-grass/
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