男性から女性に対するセクハラは、テレビやインターネットでたびたび報道される。胸や下半身に故意に触れる事件は後を絶たない。
女性から男性に対する、セクハラはほとんど報道されることはない。実際にはそれなりに起きているはずなのに、一面を飾るのは稀だ。
男性に対するセクハラ報道が少ないのは、日本の中ではセクハラは男性から女性に対して行うものという定義が根強いからではなかろうか。男性もセクハラを受けるという意識が欠落している。
男性であってもセクハラに遭わないとは限らない。年上の上司から、「キスをしよう」、「身体を触ってもいいよ」といわれた男性部下は相当数いると思われる。ほとんどが社内で取り上げられることなく、どこかに消えてしまっている。
ドコモでは女性社員が男性社員に対して、下半身に手をつっこむというセクハラを犯した。女性社員は女性から男性に対する性的行為は、セクハラではないと思っていたのだろうか。そうだとするならば、頭の配線は狂ってしまっている。
セクハラは女性から男性に対しても行われる。被害者男性がセクハラを主張できる時代が構築されていくといいな。
文章:陰と陽
画像提供元 https://foter.com/photo4/anti-sexual-harassment-anti-police-failures-demo-press-syndicate/
文章:陰と陽