京阪電車にライナーが設定されました。特徴を一つずつ上げていきます。
使用する車両は特急専用車である8000系
全てのライナーで、8000系車両を使用しています。2021年に3000系のプレミアムカーが製造されると、こちらにも設定するかもしれません。
全座席有料
京阪電車において初めて、全座席を有料座席としました。お金を払うことで確実に座りたいという要望を叶えるためだと思われます。料金については300円もしくは380円となっています。(プレミアムカーは従来通り)
上り列車は七条⇔出町柳、下り列車は京橋⇔淀屋橋についてはプレミアムカーを除いて無料で乗車できます。
乗車しかできない区域が設定される
上り列車は淀屋橋⇔京橋、下り列車は出町柳⇔七条間では乗車のみとなります。いろいろな電車に乗ってきたけど、途中駅で降車できない列車というのは珍しいのではないでしょうか。
ライナー券が必要な区間では、偶数番号の扉しか開かない
ライナー券が必要な区間では2、4、6、8の扉のみが開きます。奇数の扉からは乗車、降車できないので、注意が必要です。
一部の乗車を締め切るのは斬新といえるでしょう。
特急と同じ停車駅ではあるものの、所要時間は長い
乗車、降車ミスを防ぐために、停車時間を長めに設定しています。それゆえ、特急よりも所要時間は長くなります。
総合的に見て
ゆったりと座れるというメリットはあるものの、所要時間などでは改善の余地があります。
現在は特急と同じ8000系列車なので、大きな利点を見出すのは難しいです。ライナー専用の豪華な列車を製造すれば、事業は広がっていくかもしれません。
文章:陰と陽