前回はC級二組の降級点について説明しました。今回は他の組についても制度変更を記していきたいと思います。
・各クラスにおける変更は以下の通りとなっています。
A級→従来から変更なし
B級1組→降級者は2→3人(B級2組以下とは異なり、下位3名は1期で降級する)
B級2組→昇級者は2→3人、降級点は5人に1人から4人に1人に変更(累積2つで降級)
C級1組→昇級者は2→3人 降級点は5人に1人から、4.5人に1人に変更(累積2つで降級)
C級2組→来季より降級点は5人に1人から、4.5人に1人に変更(累積3つでフリークラス転落)
*降級点は条件を満たすと消すことも可能となっています。(C級2組の1つ目は消えない)
*同じ成績であった場合、順位の下位となっている棋士が降級もしくは降級点の対象となる。
A級以外は全て見直されることにより、 成績優秀な棋士は上に行きやすく、不優秀な棋士は下がりやすくなりました。これまでの順位戦よりも実力主義の傾向は強くなっている印象を受けます。
順位戦の制度は定期的に見直されるようです。名人戦の規定変更は、棋士を目指す若者にとってどのような影響をもたらしていくのでしょうか。これまでのように、60歳まで棋士を続けることは難しくなるかもしれません。
文章:陰と陽
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