福祉・医療

健常者は障碍者にベターを目指せといいながら、やっていることは全く違う

 

 健常者は障碍者にベターを目指せと口癖のようにいっている。

 当事者からすれば、ベターにさせていないのは健常者ではないかと思うこともある。努力をすれば手を差し伸べ(距離が近い)、怠けると完全にそっぽ向く(完全無視など)。当事者が極端だと思うのも無理はない。

 学校の成績においても努力で通常以上の評価になることもあれば、サボると一気に減点される。成績もあるけど、大人の意志も混じってしまっている。

 仕事においても評価が極端に分かれる(障碍者によって異なる)。スカウトされることもあれば、短期間で解雇に繋がることもある。中間の評価を得やすいかといわれると、そうなっていないイメージが強い。究極の選択肢のどちらかを選ばされている。

 大人の対人関係についても感じたことがあった。セクハラ発言(女性の身体に触れてみたい)であっても問題にならないこともあれば、かすかなことすら許されないこともある。どこが正解なのかよくわからなくなる。

 両極端な行動を取られることで、障碍者は徐々に追い詰められていくことになる。100か0思考に陥っていくのは、障碍者のそもそもの性質もあるけど、健常者によってつくられた一面も否定できない。(健常者はそこに気づいていない者も少なくない)

 健常者は平気で矛盾したことをいう(やる)性質を持つ。障碍者としては振り回されないよう、やり方を練っていきたいところ。自分の身を守る術をつけられるようになれば、ベターな人生をちょっとは目指せるようになる。

 他人のことは一切気にしない。その精神で生きるようになれば、健常者の行動も気にならなくなる。

その境地にたどり着くことで、100か0思考から抜け出す一番の近道となりうる。 

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. レンタル障碍者制度について
  2. 学力の著しく劣っている生徒が定員内不合格
  3. A型作業所、就労移行支援などの年齢要件見直し
  4. 障碍の診断を受け入れる勇気をもとう
  5. 就労移行を利用してから、どれくらいで就職できるのかを表示している…
  6. 障碍者はいじめに遭いやすい
  7. 聴覚障碍者向けの就労移行支援事業所がある
  8. 事業所ごとの就職人数の掲載を義務化してほしい

おすすめ記事

【サッカー】伝説の選手、パトリック・ヴィエラ

今回は、伝説の選手、パトリック・ヴィエラをご紹介します!…

A型作業所を社内に作る企業が増えつつある

 従来のA型作業所は施設内にて、障碍者同士で勤務するというのが主流だった。作業も小学…

流行りのタピオカドリンク店、オススメ三選

1990年代の平成初期に一度流行り、令和元年に再びブームを見せたタピオカミルクティー…

生意気な言動には鉄拳制裁

出典:© いらすとや. All Rights Reserved.気になるっちゃ気になる最…

発達障碍は社会全体から嫌われるわけではない

  発達障碍者は90パーセント以上に煙たがれ、10パーセント未満の人に支えられながら…

新着記事

PAGE TOP