皆様こんにちは!
椎名夏梨(しいな かりん)です。
ある日、母と電話で話をしていると、母が「最近、ウインターブルーっていうのに罹(かか)る人が多いらしいよ」と、唐突に語りかけてました。
筆者自身、「ウインターブルー」という言葉を初めて聞きました。それで早速、検索をかけたみたところ、とても興味深い内容でした。今回は、その内容を皆様に紹介したいと思います。
また、ただ単に「ウインターブルー」の言葉の意味内容の紹介だけではなく、「ウインターブルー」の傾向と対策方法にも触れたいと思っていますので、どうか最後まで気長にお付き合いください。
ウインターブルーとは?
「冬季うつ病」と呼ばれ、正式名称は「季節性感情障害(Seasonal Affective Disorder)」と呼ばれており、10月、11月頃から3月近くまで発症すると言われているようです。
季節性のものなので時間が段々長くなってくる3月には自然と症状も治まるのが特徴です。
また、10代後半~30代の特に女性の方が多く発症すると言われています。女性の疾患率は男性のなんと3倍らしいです。
ウインターブルーの特徴的な症状
- 無気力感が強くなってやる気が出ない
- 不安感に苛まれて自己否定的になってしまう
- 集中力の欠如が酷くミスが増えてしまう
- 外出が億劫で朝出社するのが嫌になってしまう
- 長時間睡眠後に強い眠気が来る
- 炭水化物や甘物を多量に摂取している
ウインターブルーの対策方法
- 光に当たる時間を増やす
実際に「冬季うつ症」と診断された人の6割強の人は「光療法」と呼ばれる治療を受けているそうで、これは「光に当たる時間を増やす治療法」ですが、かなり効果的なようです。
- 食事からセロトニンを作り出す
冬季うつ病の原因は「日照時間減少によるセロトニン不足」だと言われています。
乳製品・豆類・穀物・肉類、そしてバナナ、キャベツ、さつまいもなどを継続的に摂取する事で体内のセロトニン量を高めることが出来ます。
- 夏場より早起きする
夏場と比べると、冬場の日照時間は約2時間弱短いみたいです。なので、日照時間が短い分を早く起きる事で脳に同程度の日照時間があると錯覚させるという事です。
- 1日30分程度の有酸素運動
有酸素運動を行うと、脳内で「βエンドルフィン」や「ドーパミン」という快楽物質などが分泌され、これがうつ病には効果が高いようです。
※セレトニンはドーパミンとならんで「ハッピーケミカル」と呼ばれ、精神の不安を和らげる効果が期待できる神経伝達物質です。
最後に
もし読者の中で「私、この症状に当てはまるかも…?」という方がいらっしゃいましたら、是非、上記の対策方法を採り入れてみてください。
生活の中に工夫を採り入れることで、皆様一人ひとりに即した快適なライフスタイルを手に入れてくだされば、筆者としては嬉しい限りです。
https://kinarino.jp/cat6/29196
©冬に意欲がわかないのは「ウインターブルー」かも?つらい冬のどんより気分を吹き飛ばす方法 | キナリノ
https://ryokan1123.com/winterblue/#i
©毎年「冬季うつ病(ウインターブルー)」に悩む方へ。影響を軽減するための「5つの対策」をチェック!|りょうかんのつぶやき
文章:椎名夏梨(しいな かりん)