『障碍者が仕事をする際に気をつけたい7つのポイント』
①体調管理をきっちりとする(欠勤、遅刻しない)
一部には体調管理が難しい人もいるため、毎日出社できるようにしたい。欠勤しないことは一番大きな評価ポイントとなる。障碍者枠は法定雇用率の関係で、週20もしくは週30時間以上の勤務を求められる。
②障碍者枠にするのか、一般枠にするのか
障碍者の求人に対し、法定雇用率は追いついていないのが実情。どちらで仕事をするのかを考える必要がある。一般枠で問題ないのであれば、こちらに挑戦してみるのもいい。
③一般企業、特例子会社のどちらにするのか
障碍者と接するのが苦手なら一般企業、一般人と接するのが不得手なら特例子会社に就職するとよい。一般企業は健常者が多く(一人の場合もある)、特例子会社は障碍者手帳を所持した人が大半を占める。
当事者同士で働きたい人が多いのか、特例子会社は人気が高い。
④障碍者枠であっても一般人となるべく差のない仕事を選ぶ
他者に迷惑をかけることで反感を買ってしまうので、一般人と同程度が望ましい(障碍者就職の際にいわれたことがある)。良好な人間関係を築くためには、仕事の能力は欠かせない。
⑤場にそぐった発言が苦手な場合はなるべく話さない(社会のルールを守る)
他者から避けられる要因となってしまいかねない。自分でわざわざマイナスポイントを作らないようにしたい。社会のルールを守ることで、評価をあげることにつながる。
⑥福祉サービスを利用するのか、一般会社を選ぶのか
ブランクがあるなどの理由で一般で働くことが難しい場合、福祉サービスの利用を検討してみてはいかがだろうか。利用できるサービスとしてA型作業所、B型作業所、就労移行施設などがある(クッションを置く)。それも難しいのであれば、デイケアで生活のリズムを整えるところから始めてもよい。(デイケアから特例子会社に就職した人もいる)自分に合ったやり方を模索したい。
⑦独立するのか、社会で働くのか
発達障碍などは独立することで才能を開花させるタイプもいる。一般会社だけを選択肢にしなくてもよい。
文章:陰と陽