病院で鍼治療を受けてみた。
一回あたりの料金は1600円程度となっている(病院によって異なる)。所要時間は30分程度となっている。
治療のやり方は医師によって違う。背中にお灸をすえるだけというものあれば、腰に鍼を刺して電流を流すという方法もある。どれが一概にいいとはいえないので、自分に合った方法を模索してみよう。前者はゆっくりと体を治していく、後者は即効性を見込めるときに用いられる。
筆者は鍼を腰に刺す方法を用いている。腰に刺す鍼は非常に細いタイプとなっている。
鍼の刺さったときの感度によって、腰の状態を知ることができる。違和感が強い(状態が悪い)ほど、鍼の痛さを感じにくい傾向にある(腰が凝っていると、針が刺さった感覚がまったくなかった)。経過が良好なときは、鍼の痛みをはっきりと感じる。(注射よりも痛いと思ったこともあった)
痛みを軽減する効果があるものの、万全とはいいがたい。重労働をしていると、鍼治療を行った次の日にぎっくり腰をやらかすこともある。鍼で治療するより、重量物をもたないように心がける方が、治療への近道となる。鍼はあくまで補助的な役割を担っていると考えよう。
重労働に従事しており、腰に違和感があれば受けてみてはどうだろうか。人によっては大きな効力が見込めるかもしれない。
文章:陰と陽