福祉・医療

精神安定剤って、効いているのかな?

 

 精神安定剤の錠剤は効力で精神を安定させるのではなく、服薬することによって安堵感をもたらしているような気がしてならない。

 精神安定剤は風邪薬、アレルギー剤、睡眠薬のようにはっきりと効果が現れるわけではない。それゆえ、効いているのかさっぱりわからない。人間の精神を安定させた気分にもっていくのが、主な役割になってしまっている。

 精神安定剤をやめるためには、第三者の隠れた協力があるとうまくいきやすい。錠剤そっくりの偽物を用意してもらい、それを一定期間飲み続ける。(期間は個人差を設けるとよい)これは、一般的に「プラシーボ効果」と呼ばれている。

精神がかなり安定したところで、実は本物ではなかったというドッキリショーを行う。こういったやり方ならば、大多数の人はうまくいきそうな気がする。人間というのは洗脳されやすい生き物なので、偽物であったとしても気づかない確率が高い。

 効力よりも副作用が明らかに大きい精神安定剤。できることなら、飲まずに済ませたいところだ。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 発達障碍で障碍者手帳を取得するまでのプロセス
  2. タクシーが車椅子利用者を乗車拒否
  3. 成人してから、発達障碍の診断を受けるということ
  4. 広く浅くが唱えられる限り、発達障碍は生きにくい
  5. 重度障碍者が国政の場で働く
  6. ショートショート『天才を採用した末路』
  7. 障碍者施設ではどのようなことを行っているのか
  8. 就労定着支援を行っている就労移行事業所を利用しよう

おすすめ記事

小説:『彼女との約束(5)』

前回まで・小説:『彼女との約束(1)』・小説:『彼女との約束(2)』・小…

『人間』

人間が一番…ザンコクでキタナクてイジワルで自己中。…

女性初のプロ棋士は誕生するのか

 里見香奈女流四冠が、編入試験を受験します。試験に合格すれば、フリークラスのプロ棋士…

詩:『日々革新』

人間は常に成長していないといけない。常に新しく、…

『オレンジ色』―青い空からオレンジ色に変化―

夕方の空は…オレンジ色に…染まっていく。…

新着記事

PAGE TOP