レジャー

それぞれの相撲人生

 

  怪我の影響で大関から序二段まで番付を落としながら、奮闘している力士がいる。

 大相撲の番付は横綱でない限り、一年休場すると関取の地位を失う。力士養成員となると、相撲協会から支払われていた給料もゼロとなり、個室で生活する権利も剥奪される。

 本人の都合があったとはいえ、元大関が序二段で相撲を取るのは抵抗があったはずだ。不満一ついわずに、黙々と相撲を取り続けている姿勢には好感をもてる。

 力士は元大関の力を発揮し、序二段から幕下27枚目まで上がってきた。今場所も一番相撲、二番相撲と勝利を収めて2連勝。今場所、来場所の成績次第では関取復帰の可能性があるだけに勝利をつかみ取ってほしいところ。序二段まで転落するきっかけとなった、怪我には万全な対策を取っていることだろう。

 下に落ちても懸命な努力で這い上がる、そういった姿勢は多くの相撲ファンに感動を与えるに違いない。本人の今後に期待する。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. パラリンピックで71歳の選手が出場権を獲得した
  2. 【将棋界】フリークラスでプロ入りするメリット、デメリット
  3. 藤井聡太さんが史上最年少の5冠に王手
  4. 代表選手が国際化しつつある
  5. 大谷翔平選手が29号・30号ホームランを連発
  6. 朝ノ山が土俵に復帰
  7. 阪神の佐藤選手が3・4月の新人ホームラン記録に並んだ(4月27日…
  8. 照ノ富士の大関復帰が濃厚

おすすめ記事

『僕と君』

君といた時間の方が長く感じた。でも君はもういない…

パンの「冷蔵保存」はNG!

筆者は週に2回くらいパンを買って帰ることがあります。そんな時、母もパンを買ってい…

ショートショート『夢の中の衝撃的な出来事』

 男は食材を調達するために、近くのスーパーマーケットに向かっていた。スーパー○○〇は…

出会いも実力

 人間との出会いも実力である、考えたことはなかったけどその通りかなと思わなくもない。…

「居てもいい場所」―自分にとって心地のいい場所を探そうー

ねぇ!教えて…あたしの居場所って…どこにある。今の居場所が…辛い?だから…

新着記事

PAGE TOP