犬は『平原ハンター』猫は『森林ハンター』
犬は『持久力』猫は『瞬発力』
『平面派』の犬と『3D生活派』の猫
『口を使う』犬と『手を使う』猫
『行動がよめる』犬と『行動がよめない』猫
犬と猫の性格差⑥~⑧
『位置づけする』犬と『対等である』猫
犬と猫とでは人と付き合うスタンスが異なります。
人の中で生活している飼い犬は、家族を自分の群れと認識しリーダーである人に従います。その中で、自身を含め家族一人ひとりに位置づけをします。
一方猫はどうなのかと言うと、もともと群れで行動や生活をしてこなかったため、犬のように位置づけをすることはありません。
その時々のシチュエーションや感情で距離を測るのです。
子猫の頃から飼育すれば親子のような密接な関係になることもありますが、基本的に人と自分は対等だと考えています。
『外交的』な犬と『内向的』な猫
犬は集団行動の中から積極的にコミュニケーションを図ることで社交性を身に付けてきた動物です。
外に出ることを好む犬は、たとえ初めて会う人や犬、初めて行く場所でも怖がるようなことはめったにありません。
猫の場合は逆です。猫は単独生活の習慣が長いため、子猫の時から人に触れることや外に触れる事に慣れていなければ、人見知りな内弁慶になる可能性が非常に高いと思われます。
『臭う』犬と『あまり臭わない』猫
犬にとっては自身の臭いも群れの中ではコミュニケーションの一種だともいわれています。
それは体臭で相手の存在や状態を確かめることができるからです。
一方猫は、まだ狩りをしていたころ「待ち伏せ」で獲物を仕留めていたので体臭を消す必要があったのです。
飼育されている猫は起きている時間の3分の1はグルーミング「毛づくろい」の時間にあて、体臭を消しているのです。
文章:維楓
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