普段、何気なく過ごしていると気付かないことがあります。たとえば視界の中に入っても、意識しないと見えてこないものがあり、これを心理学の用語で表現すれば「スコトーマ(心理的盲点)」と言います。
日常の慌しい生活に埋没する人も多くいます。子供の時に持っていた「好奇心」を忘れないため、日頃より世の中の出来事にアンテナを張ってみるのもいいですが、言葉で言うほど簡単ではありません。好奇心旺盛な目で外部の世界を注意深く観察していくと、新しい発見が沢山あることに気付くでしょう。
筆者が得た豆知識からですが、今回は二つのことを紹介していきたいと思います。
JRが私鉄より揺れる!
JRの電車に乗っている時、同乗者から言われました。
「私鉄よりJRは揺れるだろう」
言われてみれば、通勤で乗っている阪急電車より揺れているようでした。
理由は、日本が車両を最初にイギリスから輸入し、その時の線路の幅が「狭軌」と言う狭い幅の線路だったと言う事らしいです。
私鉄は後から輸入し、そのときは輸入先の選択肢が増えていたようで、アメリカから車両を輸入した為、幅の広い「標準軌」(「広軌」と呼んでいた時も有ったようです)に成ったのです。
ただ、私鉄が全部「標準軌」では無く、「標準軌」を使用している私鉄は関西に多いようです。
ちなみに、新幹線も「標準軌」です。
新幹線も私鉄と同じ幅の線路な分けですね。
星がまたたく理由と、またたかない星
夜空に浮かぶ恒星を眺めていると、星が「またたく」ことはご存知だと思います。
しかし、宇宙空間から星を眺めた場合、 星がまたたく事はありません。
これは地球には空気が有るからです。
空気は暖められると上昇し、冷やされると下降します。
空気の温度は一定ではありませんから、空気は常に動いています。
日光の直射を受けた地面の上を越えて見る風景が、ユラユラと揺れて見えたり、焚き火を通して見るものが揺れていたりするのも、空気のせいです。
地球の大気を通過してくる星の光は、その空気の動きで乱され、その結果、星は神秘的にまたたく分けです。
ですが、惑星はまたたく事がないのです。
火星等の惑星は恒星と比べて地球との距離が凄く近いのです。
(もっとも近い恒星の距離は4.3光年、すなわち光の速さで4.3年かかる距離です)
その為、強い光が届き、空気の影響を受けにくい分けで、またたかないのです。
またたくのが恒星で、またたかないのが惑星と言うことですね。
文章:エムユー
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