コラム

6人目の中学生棋士誕生なるか

出典:Photo credit: detsugu on Visualhunt

第73回三段リーグにおいて、中学生の奨励会員が3位につけています。

今後の成績によっては、プロになれる2位以内が見えてきます。

順位の悪さは懸念点

最終成績が同じになった場合、前期の順位によってプロ入りは決定します。

23位という順位は、デメリットに働くかもしれません。

プロ入りするためには、4連勝もしくは3勝1敗が必要です。2

勝2敗では、プロ入りするのは厳しいでしょう。

自力昇段の権利は持っていないため、他の奨励会員の成績に左右されます。

中学生でプロ棋士になった人は偉大な功績を残してきた

中学生棋士になったのは、加藤一二三九段(引退)、谷川浩司十七世名人、羽生善治九段、渡辺明九段、藤井聡太七冠の五人です。

今後は破られないような、偉大な記録を残してきました。

将棋界においては、プロ入りの年齢は大切です。

若ければ若いほど、プロとして活躍できる確率はアップします。

中学生棋士のチャンスは残り2回

第73回、第74回の2回のみ、中学生棋士のチャンスはあります。

いずれかで昇段することはできるのでしょうか。

中学生棋士を実現させた場合、藤井七冠を脅かす存在になるかもしれません。

最後に

6人目の中学生棋士は誕生するのでしょうか。

今後の推移を見守っていきたいと思います。

 

文章:陰と陽

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