詩・ポエム

詩:『うんざりな人々』

 

ニュースのサイトを開いても

抱えている切実な問題の

解決方法はどこにも記されていない

 

金の力で人を動かそうとし、変えようとする

信じられないくらいの莫大な金だ

多くは貧乏を逃れたくて面従腹背で金のために言いなりになる

 

そしてその多くはしみついた貧しい心で

正論と揚げ足取りを積み重ねて莫大な金を独り占めしようと

疑心暗鬼の中で相手の腹を探り合う

 

莫大な金で頬をぶたれても

独り占めはおろかおこぼれも得られないなら

妬んでやっかみの言葉を投げつける

 

言葉の毒をぶつけあい、毒が全身に回って

致死量に達すると

 

物を投げつける 物を蹴り倒す 物をたたき壊す

 

贅を尽くし享楽に溺れ

やましい心の持ち主たちが相手をなめ合い

優位な序列を得るために相手を追い詰める

 

収監されないよう陰湿に

口論と威嚇で精神的に叩きのめす

自殺に仕向けるように

 

叶えばまた独り占めをする競争相手が減ったと

暗い満足感に酔いしれる

そして次の競争相手をいじめ始める

 

解決方法を記さないニュースのサイトが

また独り自殺したと報道する

 

文章:drachan

 

画像提供元 https://www.pexels.com/ja-jp/photo/4874376/

関連記事

  1. 『何色?』―色はどんな色でも変化するー
  2. 『どんな一日にする?』
  3. 「記憶を消去したい」―過去の嫌な記憶を消去できるならしたい―
  4. 『人生を楽に生きてみよう』―背負っている荷物全て降ろそう―
  5. 『乗り越えた先に…』
  6. 『大量…』
  7. 『嬉しさの裏側』
  8. 『大きな決断をする時…』
PAGE TOP