時事問題

生命よりもパチンコを優先する感覚

 

  大阪において休業要請に応じないパチンコ店を公表した(6店舗)。開店している店に客を集めてしまうのではないかという危惧もあった中、知事は公開に踏み切った。

 

 今回の公表により2店舗の営業を取りやめ、1店舗も追加で営業をやめると通知した。通常営業中の半分の店舗は休業することになったため、一定の成果はあったといえよう(以前に他店も休業していることから効果は絶大ともいえる)。

 

 休業要請に応じない店もあった。従業員への給料、家賃の支払いなどによってどうしても店を閉められない事情があったと思われる。オーナーではないので、個々の事情についてはわからない。

 

 店側は長期的な視点を持ったほうがよいのではなかろうか。一時的な集客効果はあったとしても、最終的にどん底に叩き落される確率は高い。社会では他人を不幸にした人間に天罰が下るようにできている。自分は不幸だ、不幸だと嘆く人は根本的に他人への配慮がないからそうなっただけのことで、完全なる自業自得といえよう。うまくいかない人生を紐解くと、必ずといっていいほどろくでもない生き方をしてきたのを肌身で実感した。

 

 通常営業しているパチンコ店の前には、多くの行列ができていたようだ。コロナウイルスが流行している中、命よりもパチンコを重視する感覚は依存症の一言では片づけられない。

 

 命を落としてもパチンコしたいというのなら、反対するつもりはない。パチンコに魂を捧げて、あの世に逝くのも一つの生き方。関係ない者を巻き込みさえしなければ、自己責任でやればいいと思う。

 

*一刻も早くコロナが収束して、元の生活の戻れることを祈ります。

 

文章:陰と陽

 

 

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