仕事をするにあたって、一番大事なのは上司のいわれたものをきっちりと仕上げる(指示に従うことを含む)ことかなと思います。
わかりやすく説明するために、他のことを用いることにします。あくまでたとえであることを、頭にとどめてください。
顧客からラーメンを注文されたとしましょう。どんなにおいしい蕎麦を作れたとしても、意味はまったくありません。求められているのはラーメンであり、蕎麦ではないからです。顧客からラーメンをくださいと突き返されるのは避けられません。
仕事の話に戻ります。上司の求めていない仕事をどんなに高いレベルで仕上げたとしても、評価につながることはありません。(奇跡的に意図にそぐっていた場合は除く)部下である限り、会社からいわれたことをきっちりと守ることにしましょう。(理不尽な要求を聞けというわけではありませんので、混同しないようにしてください。パワハラ、セクハラなどは遠慮なく主張しましょう)
成果を上げるためには説明を汲み取る能力が必要です。そのためにコミュニケーション能力を磨きましょう。わからない場合はきっちりと質問することで、疑問をなくすように努めたいところです。
組織の一員である限り、ルールを守る(輪を乱さない)ことも重要だと思います。自分の意志を貫き通したいのであれば、会社を設立してやっていくしかありません。代用がいくらでも聞く人間は、組織の輪を乱さないことが何よりも求められるのではないでしょうか。
わかりにくいのであれば、障碍者枠で入社した社員を思い浮かべるといいかなと思います。障碍者の一部にはルールに全くそぐえない人もいるのでしょうか。自分勝手に動くことで、迷惑をこうむった健常者もいると思います。彼らの一部は会社のルールよりも、自分の意志を優先してしまっています。そういう人間ははっきりといって一銭の価値もありません。
求められた作業能力を有していることも絶対条件となります。福祉でおむつすら変えられない職員は戦力になりえません。求められたことをきっちりとこなし、上司(同僚)の信頼を勝ち取ることも職場では欠かせない要素となります。これをできなければ、使用期間で門前払いとなるのは避けられません。
知的障碍者などは簡単な読み書きができない、指先が以上に不器用といったハンデを抱えています。どんなに力を尽くしたとしても、求められた仕事をこなせないといった事態に陥ります。健常者から白い目で見られることで、次第に居場所を失っていくのです。当人に責任はないとはいっても、現場に迷惑をかけていることに変わりはないので、評価は当然のごとく下がっていきます。最終的には退職は避けられない情勢です。
知的障碍者ではわかりにくいので、一般論に置き換えます。事故の影響で脳に後遺症が残り、まともな仕事をこなせなくなったとしましょう。戦力として扱われなくなることで、短期間の離職を余儀なくされます。
世間が求めているだけの戦力であることも、仕事をするにあたって絶対条件となります。
心身の健康が何よりも欠かせません。どんなに能力に優れていても、会社に出社できなければどうにもなりません。社会で一番大事なのは出社なので、体調管理をきっちりと行いましょう。身体が弱いと感じているのであれば、きっちりと睡眠、栄養をとるように心がけましょう。
*社会では職場で利用価値のある(きっちりとした成果を出す)人間になることが必要不可欠です。己を磨いて、戦力になれるようにやっていきましょう。
*職場で努力をするだけでなく、家においても資格取得などに時間を割きましょう。同じ土台で始まっている場合は、日々の鍛錬によって差が生じます。目に見えないところで力を尽くすことで、一年後、二年後に大きな影響を及ぼしていくこととなります。40代、50代でリストラされる人間はこの部分を怠っているからこそ、落ちぶれていくように思います。
*能力的に劣っていても、やる気を見せようとすることで、評価に繋がっていくこともあります。ウサギとカメにもあるように、コツコツとやっていく姿勢が重要です。(障碍者は劣っているため、意欲を見せることが生命線となることもあります)
文章:陰と陽