福祉・医療

障碍者支援の矛盾

 

 スタッフの中にも仕事ができない人がいる。上司はそういう職員(グレーゾーン)を平然と退職へと追い込んでいく。利用者として、そのような光景を何度も見てきた。

 それにもかかわらず、作業所の利用者には愛想よく接しようとする。そのようなリーダーを見たことはないだろうか。 

「ダブルスタンダード」を平気で実行する、このような傾向を持つ支援者といると胸が苦しくなる。支援の中身をはき違えているのであれば、さっさと他の仕事につけばいいのに。生きるためだけに、障碍者支援を選択するのは間違っている。

 明らかに障碍者を嫌っていると思われる、支援者で溢れかえっている事業所も決して少なくない。

 利用者にとって居心地のいい環境になるはずがない。

 作業所に通所している利用者に、著しく障碍者支援にふさわしくない、従業員を辞めさせる権利を付与してみてはどうだろうか。当事者の好き嫌いだけで、支援者を退職に追い込むリスクもあるため、第三者の客観的な判断を入れるようにする。兵庫県では行われていないものの、大阪では定期的に利用者の意見を聞いている。

 明らかに不適格とみなされた支援者は、二度と障碍者支援に携われないようにする。そのことを隠して障碍者支援を行った場合、給料の全額返金プラス刑事罰を課すという条件を付ける。

 障碍者支援にふさわしくない人間を排除することによって、当事者にとって居心地の良い環境を作り上げていけるようになればいいな。

 

文章:陰と陽

関連記事

  1. 車椅子の使い方
  2. 障碍によるハンディを理解する
  3. 障碍者事業所の説明文を読んだ感想
  4. 個性の強い障碍者に読んでほしい、志村けんの名言
  5. 障碍者、健常者の苦しみは異なる
  6. e-ラーニングで障碍者向けのプログラムを学べる
  7. 障碍者総合支援法(令和3年)
  8. リーゼを減薬した副作用及び経過

おすすめ記事

詩『雑草のように生きよう』

 雑草は何回抜いても生えてくる 雑草は根っこから抜いても生えてく…

交通費を全額負担、資格試験は無料の就労移行事業所の紹介

 大阪の堺筋本町、本町、梅田で就労移行を展開している事業所(with you)につい…

悪夢からの解放

人には、思い出したくない過去の記憶があるのかもしれない。傷つき苦…

子育てについて5

子供を産んでから月日が経つのが本当に早く感じます。 息子は3月で1歳になります。…

『あなたの人生変わらない』―あなたが変わらないと変わらない―

相手のこと…知ろうともしないで…あなたに……

新着記事

PAGE TOP