福祉・医療

6割程度の対人関係を目指そう【障碍者編】

 

  対人関係に限らず、ものごとは60パーセント程度がよいといわれている。あまりやりすぎると、良くないという例えだ。

 一般人はその部分を心得ているため、うまくとりつくろうとする。軋轢を生まないためのテクニックを実践している。

 障碍者はその部分に適応できないから生きにくくなる。当事者の話は常に100パーセントに近い。心の中でしまってあることを、そのままそっくりいってしまっていては良好な関係を築くのは難しい。ときにはオブラートに包むスキルも要求される。

 仕事を長続きさせるために、言葉を濁すスキルを身に着けておきたいところ。同じ意味であったとしても、言い方を変えることで緩和される。一度目をつけられてしまったら、長く居続けるのは難しくなる職場では特に気をつけたい。60パーセントが難しいのであれば、口にチャックをするのも有効な手段となる。

 職場だけでなく、友達付き合いも同じだ。100パーセントで接してうまくいく確率はかなり低い。距離を上手く取りながら、仲良くしていきたいところ。

 何事も60パーセントくらいがよい。そのことを頭に置きながら、行動してみてはいかがだろうか。

 

文章:陰と陽

 

関連記事

  1. 支援員をつけて就職活動をした方がいいのか、支援員を付けない方がい…
  2. 空気を読むのと他人の感情を理解するのは別問題【障碍者編】
  3. 発達障碍で障碍者手帳を取得するまでのプロセス
  4. きっちりとした教育を行わないと、レベルの低い人間が増えていく
  5. 発達障碍者は、支援者の変わる支援センターに登録しない方がいい
  6. 企業は障害者雇用を本当はしたくない
  7. 発達障碍者の対人関係は長続きしにくい
  8. パソコンで写真の編集を行うB型作業所の紹介
PAGE TOP