コラム

明日の命はわからないのです

当り前といえば至極当たり前な話なのですが、誰にも、自分がいつ死ぬのかはわかりません。

例えば、老後の生活が心配だからと、せっせとお金を貯めている人もいるでしょう。

けれども、お金を貯めることに必死になって、今現在の生活を我慢して、楽しく暮らそうとしないなら本末転倒ではないでしょうか?

ある人のモットーは、「今を生きる」だそうです。

今この瞬間の積み重ねが、この人生なのですから、納得しませんでしょうか?

今この瞬間々々を大切にして生きることが、とりもなおさず一番大事なのではないでしょうか?

不慮の事故とか災害とかでなくなる場合もあるでしょう。

なので、生きることを大いに楽しんでいきたいものです。

けれども生きることを楽しむことはなかなか難しいことでもあります。

生きていれば、辛いことも苦しいことも悲しいこともあるからです。

思うようにはままならないのが人生というものだからです。

ひとつ言えると思いますが、人に親切や、その人にとっていいと思うことをすれば、相手にとっても自分にとってもいいことになると思うのです。

仏典に、「人のために灯をともせば、自分の前も明るくなる」という趣旨の言葉がありますが、人のためにしたことは、全部自分に返ってくるということなのですから。

仏法では、善因楽果、悪因苦果という法則を説きます。

なので、少しでも善い因をつんで、人生を楽しんでいきたいものです。

 

文章:シャーペン

 

画像提供元:

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