雇用保険の加入用件が、2028年度より、「週20時間以上の労働」から「週10時間以上の労働」に変更されようとしています。
失業状態の労働についても変更が行われ、週10時間未満となります。(失業中に週10~19時間の仕事をしている人は、労働をしている扱いとなり、ハローワークの手続きをする必要が生じる)
今回の改定におけるメリット、デメリットを書いていきます。
メリット
週10時間以上で雇用保険に入れるようになる
短時間勤務の人が保険に入りやすくなります。一部の労働者にとって、メリットのある改定です。
デメリット
仕事のかけもちor失業中の仕事がしにくくなる
一社だけではお金の足りない人は、かけもちをしています。そういう人にとって、働きにくくなるような気がします。
失業中の仕事についても、大きな制約がかかります。従来と比べると、やりにくくなりそうです。
短時間勤務の採用を控える可能性がある
手続きが面倒という理由で、短時間労働者を敬遠するリスクがあります。
最後に
雇用保険が10時間以上に変更されたら、労働のやり方そのものを変える人が増えるかもしれません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e026c5280c0a2f69774a574db40ad59ec9e02cb/comments(yahoo)
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陰と陽