コラム

バスに乗れない時代がやってくるかも

阪急バスでは11月6日から、大阪、兵庫の4路線を廃止します。

金剛バスでは全路線を廃止し、東武バスではずっと土日ダイヤで運行をしています。理由はいずれも、バスの運転手不足です。

他のバス会社においても、廃止、縮小の動きが出ています。

2024年度にはさらに廃止、縮小する路線が増えそう

2024年試算において、21000人の運転手が不足するといわれています。路線廃止の動きは、さらに加速する確率が高いです。

通勤にバスが使えなくなることによって、仕事に支障をきたす人は増えるかもしれません。交通手段を失うことで、退職に追い込まれるリスクすらありそうです。

小学生は登校するために、バスを利用している人もいます。運転手不足によって、親の送り迎えが必要になるかもしれません。

運転手が増えるのは考えにくい

バス業界は低い給料、長時間拘束、理不尽なクレームという、過酷な労働環境で働いています。よほどのお人好しでない限り、バス業界で働きたいという人はいないでしょう。

バスに頼らない生き方を考える必要がある

2050年くらいには、多くの人がバスを利用できなくなるでしょう。20年後のことを考えて、行動する必要に迫られています。

最後に

人員不足の流れはさらに加速すると思われます。移動手段を失ったら、どのような生活を送ることになるのでしょうか?

https://visualhunt.com/f7/photo/26742584246/ccc7e4349c/

 

陰と陽

関連記事

  1. 『友がみな我よりえらく見える日は』(幻冬舎アウトロー文庫)のご紹…
  2. 時間がスカイフィッシュのようだ
  3. ちばあきおさんのキャプテン、プレイボールの感想
  4. 伊藤裕『なんでもホルモン 最強の体内物質が人生を変える』朝日新書…
  5. フレイルには気をつけよう
  6. デフォルトモードネットワーク
  7. 優秀な人から昇進できるわけではない
  8. 菅野仁『友だち幻想  人と人の〈つながり〉を考える』ちくまプリマ…
PAGE TOP