コラム

要領よく生きるのはいいことか

仕事を一生懸命に頑張っても、それによってあまり評価とか賃金が上がるとかしないのであれば、さぼるわけではないけれども程よく手を抜いて働く。

そこまで命を燃やさない、本気になって戦わない。

それで真の充実はあるのだろうか?

「あしたのジョー」ではないけれども、他の若者たちは、海へ山へと大いに青春を謳歌しているのに、毎日毎日減量の苦しみに耐えて、食べたいものも食べずに、苦しみに耐えて何がいいの?

あなたの青春はどこにあるの?

そのような趣旨を、彼女がつぶやく。

「矢吹ジョー」は、「そこいらの連中みたいにブスブスとくすぶりながら不完全燃焼しているんじゃない。ほんの瞬間にせよ、眩しいほど真っ赤に燃え上がるんだ。

(中省略)燃えかすなんて残りやしない、真っ白な灰だけだ。」と答えます。

命を燃やさないと、本気になって戦わないと、何も残らないと思います。

真の充実も幸福もないと思うのです。

人は、お金のためだけに生きているんじゃないと思います。

真の充実、幸福のために生きていると思います。

だから、同じ生きるのであれば、真っ白な灰になるまで命を燃やして生きていきたい。

誰もがそう願っているはずだと思います。

 

文章:シャーペン

 

画像提供元:

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