コラム

福運

運不運というものがあると思います。

なので、人には、福運というものが必要であると思います。

出会いも、その人の運が、かなりの割合があると思うのです。

人との出会いにしても、本との出会いにしても、運不運があると思うのです。

その人に福運があれば、いい出会いがあり、なければ、いい出会いはないと思います。

運命は、変えられるのか変えられないものなのか?

筆者は、運命は変えられると思いたい。

仏典に、定業、不定業という考えがあります。

定業とは、「業の報いの内容や現れる時期が定まっている業のこと。定まった前世や過去におこなった善悪の行為による報い」を言い、

不定業とは、「業の報いの内容や現れる時期が定まっていない業のこと」です。

業とは、行為という意味です。

思う、考える、口にする、行動すること全てです。

仏典に、「定業すら、能く能く懺悔すれば、必ず消滅す。いかにいわんや不定業をや」とあります。

定まった前世や過去におこなった善悪の行為による報いでも、懺悔すれば、必ず消えるのに、ましてや、定まっていない前世や過去におこなった善悪の行為による報いをや、です。

時も重要であると思います。

人には、適切な時期というものがあると思うのです。

運不運が、重要になってくると思います。

人生を一変させるようなそんな出会いがあると思うのです。

なので、福運をつけていきたいと思います。

皆さまに、いい出会いがありますように。

そう祈っています。

 

文章:シャーペン

 

画像提供元:

https://foter.com/d/d.php?f=https%3A%2F%2Flive.staticflickr.com%2F2550%2F3696782969_b23ef9f8cb_c.jpg&s=be126b14c5bcfd4c16b64ffcb8b6c96e

関連記事

  1. 短編小説『どっちもどっち』
  2. イマニュエル・ウォーラーステイン『アフターリベラリズム 近代世界…
  3. パートナー、心を寄せられる人が一人ずついればいい(障碍者向け)
  4. 先人の知恵に学んでいきたい
  5. 二度と悲惨な事件を起こさないために
  6. ショートショート:昼休みのひととき「女子社員の会話」
  7. 金、権力で他人の心を掴んでいるふりを演じる
  8. 映画『裏窓』をご紹介

おすすめ記事

窪 美澄 『やめるときも、すこやかなるときも』 集英社文庫

今回は、小説の紹介をしていきたいと思います。 『やめるときも、す…

小説:『友達のいない男は、クラスメイトの男性恐怖症克服に協力させられた 下』

前回まで・小説:『友達のいない男は、クラスメイトの男性恐怖症克服に協力させられた…

物語の一巻目を簡単に解説! 第二回【GOSICK-ゴシック-】

第二回は漫画にさらにはアニメになった小説【GOSICK-ゴシック-】の一巻を解説して…

『生きる』

何もかもに縛られて、毎日つらい……自分が撒いた種だとしても、自分…

広汎性発達障碍でよかったと思えること

 広汎性発達障碍に生まれてよかったと思うことが一つだけあります。それは他の人と同じ苦…

新着記事

PAGE TOP