こんにちは、特別展「毒」が大阪の大阪市立自然史博物館で3月18日から5月28日まで開催されています。
「コノセカイハ、ドクダラケ。」というキャッチコピーにあるように様々な「毒」の展示や紹介がされていてとても興味深かったので皆さんにもご紹介したいと思います。
レポート
会場は順路があり、最初は『毒ってなに?』という部分から始まり、毒をもつ生物(毒が人体にどのような影響を与えるか)の解説、さらに進んでいくと人間が毒をどのように利用してきたのかという人の歴史まで入り込んだ内容になっており、『毒=悪いもの』という固定観念を壊されました。
また面白かったのが、連想されるおなじみの生物だけでなく鉱物なども展示、紹介されていたところでした。
ほかにも、よくミステリー小説などに登場する毒のある植物『トリカブト』ももちろん展示されていました(写真の通り古い書物にも名前が載っているようです)。
ふだん口にする何気ない食物にも「毒」は含まれているようで、代表的なものだと『ジャガイモ』『インゲン豆』『ウナギ』などです。
『ジャガイモ』の芽に毒性があることは知っていましたが、学校の調理実習で芽を食べて集団でやられてしまうパターンが多いそうです。
『インゲン豆』と『ウナギ』は生だと毒性があるようで、ウナギの刺身がないのはこのためと知り、すごくためになりました。
まだまだ語りたいですが、ぜひ会場に訪れて皆さんの目で「毒」を感じてください!!
ひとりごと
会場を訪れた日は雨が降っていたのですが、思いのほか人が多く、列を進む形で展示を観ていたのですが、後ろの小さい男の子が毒に詳しくて一人で感心していました(蜂に刺されたときの対処法などをお父さんに語ってたww)。
展示も様々な方法でされていて、模型や標本から当時の資料や映像など分かりやすくて良かったです。
ではでは~。
文章:マフユノダリア