コラム

漫画は活字の枠に入らない

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昨今の活字離れには寂しさと悔しさのようなものを感じる。

 なんでお前がそんなの感じてんの?と思う人もいるだろう。何故私が悔しさを感じているか、答えは簡単だ。私もなりたいからだ、作家に!といっても童話作家だが。このままではデビューしても誰も買ってくれない。そんなことはさせまい!私が読みたくなってしまうような小説を紹介しよう。

「いや、無理無理。本なんて開いたら1分で寝る自信があるね」

 と、ありがちな自慢をしてくる人もこれできっと本が読みたくなるに違いない。

 

       名作シリーズ ヨーロッパ編

 名作に必ずしもハマるとは限らない。

 例えば『星の王子さま』。これは二回読んだが、二回読んでも分からなかった。母も読んだが同意見だった。

 カフカの『変身』も全然分からなかった。これは父が同意見。設定自体は斬新で面白そうなのだが、全然分からなかった。

 『オペラ座の怪人』もよく分からなかった。小学生用に書き直されたものは面白かったと思うのだが、原作に近い方は世界観がよく分からないところが多かった。

 ここまで三つのよく分からなかった作品をあげたが、気付いた人はいるだろうか。これらは全て昔の作品なのだ。

「分からなかったのは、昔なのもあるけど、読んだお前がバカなだけじゃないの?」

 確かにその通りだが、基本的に外国の作品は今のものでも文法の違いから日本人には分かりづらい。あと、表現が回りくどいので、早くしてくれという気持ちになる。

 そんな先入観を持った状態でモンゴメリの作品を読むと、読みやすさにびっくりする。

 有名なのは『赤毛のアン』だが、私のおすすめは『青い城』だ。海外の作品も彼女の作品なら分かりやすいと私は思う。

 

          時代小説編

 では、日本の作品なら?と聞かれると、日本の作品は時代小説が難しい。

 昔ではないが、『忍びの国』や『燃えよ剣』など、面白いが登場人物や土地の名前が難しい。読んでいて、あれ、これなんて読むんだっけ?とルビをふってあるページを探すことがよくある。

 皆さんは読めるだろうか。『和泉守兼定』が。これは彼の有名な新選組副長、土方歳三の刀の名前だ。因みに読みは『いずみのかみかねさだ』だ。歴史オタクや刀剣オタクでなければすぐに読めない。まあ、これは簡単な方だが、※松平石見守忠章とか読めねぇよ。

 そういう理由で時代小説は今も昔も変わらず全体的に難しい。

 そんなこといってる私だが、『元禄世間噺風聞集』を探し求めている。江戸時代に世間で起こった事件や噂話が集められた本、だったはず

 綱淵謙錠の『斬』でくたばりかけていたのに、そんな江戸時代の書物読めるはずがないと言われそうだが、絶対に見つけて読んでやるぞ。

 今のところ読書したくなるような本の魅力ゼロなんだけどと言われそうだが、安心してもらいたい。ここからが本番だ。

まつだいらいわみのかみただあき この人物は先にあげた本とは何も関係がない。あるのは『元禄世間噺風聞集』だけだ。

 

       マジで読みたくなる5秒前

 読みたくなる本の代表といえるジャンルは、ミステリー小説だ。

 早く犯人が知りたい。次の犠牲者は誰?犯人の動機が気になる等といった理由から、止まらなくなるのだ。

 私の一番好きな作家さんは綾辻行人先生だ。

 先生の作品で有名なのは恐らく、映画、アニメ、漫画化された『Another』ではないだろうか。これはミステリーというよりミステリー&ホラーだが、原作上下巻の二冊でも全然苦痛に感じない。それどころか、じゃがりこの如く止められないのだ。

 そんな先生のデビュー作『十角館の殺人』を強引に父に読ませてみたところ、読みやすく、手が止まらないと好評価だった。止められないので、連休とかじゃないと夜寝れないとまで言ったほどだった。

 ミステリーにはそれ程の力があるのだ。特にミステリーや推理で何度も受賞している人の作品は。なので、これを読んで是非活字の世界と書店に入ってほしい。

 因みに私が先生の作品で一番好きなのは『フリークス』だ。中身だけじゃなく表紙にもインパクトがある。やはりこれもじゃがりこのような作品なので、私はこれをおすすめする。

 これだけ活字の魅力をあげてきた私だが、新聞は全くといっていいほど読まない。気になる記事があると、後で読もうと置いておくが、忘れたり、知らない間に資源ごみの中に入ってたりして結局読めていない。

文章:ぴえろ

出典元:https://visualhunt.com/f7/photo/6058576695/a7f00313c2/

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