ある人が言った。
「苦難がなければ充実はない」と。
苦難とは、言い換えれば、苦悩、煩悩と言えると思う。
煩悩とは、わかりやすく言えば、悩みであり、悩みを起こさせる欲望と言えよう。
その苦難との戦いが充実をもたらしてくれるのだと思う。
平々凡々と生きておれば、なかなか命を燃やしているという心の底からの充実感というものは、味わえないのではないでしょうか?
人は何かに夢中に取り組んでいる時、苦闘している時が、一番充実して生きているのではないでしょうか?
闘って命を燃やしている時です。懸命に生きている時です。
それが、苦難と戦っている時だと思うのです。
だから、「苦難がなければ充実はない」と言われているのだと思います。
何の苦労もない幸福など、どこにもないと思う。
「苦あれば楽あり」という。
苦しみがあればこそ、幸福が味わえるのだと思う。
苦しい時は辛いと思うが、苦しみを乗り越えれば、充実と幸福を味わえるのだと思う。
なので、苦難を避けずに戦おう。幸福の為。
人は、戦っている時が、一番活き活きとしていると思うから。
文章:シャーペン