コラム

刺激と反応の間

 

刺激と反応の間には選択の自由があるということです。

外部からの刺激に対してどう反応するのかは自分で決められるという事です。

 

それは、自分の感情は自分で選べることと同じです。

 

前に、ダイアー博士の著書「自分のための人生」で学んだとおりです。

 

選択の自由があるという事は、人は誰でも主体的に生きられるという事です。

 

選べることが自由に出来るのですから。

 

これは、「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー著に出てくる第1の習慣(主体的である)の一つの考え方です。(私的成功の一部)。依存から自立への一歩です。

 

「7つの習慣」ではまだまで深く論じられていますが、それはまたの機会に譲ることにして。

 

選択の余地があるという事は、自分は変われるという事です。

 

何事にも影響されずに主体的に生きることが出来るという事です。

 

これほど勇気づけられることはありません。

 

意識的に努力をすれば必ず人生を高められるのですから。

 

ここで気をつけなければならないのは、選択する自由はあるけれども、その選択した結果は、選択する自由はないという事です。

 

反応を選択することで、その結果も選択しているという事です。

 

もし過ちを犯してしまったのならば、その結果は自分が引き受けなければならないですが、一方では、深い気付きを与えてくれます。

 

そこからこの後、どうその結果を活かしていくことが出来るのかを考えていくことが出来ます。

 

IBMの創立者T・J・ワトソンは、「成功は失敗の彼方にある」と語られました。「失敗は成功の基」と同義になるでしょう。

 

私たちを傷つけるのは他者の行動でもなく、自分の過ちでもなく、過ちを犯したときにどういう反応を選択するかです。

 

もし過ちがあれば、それをいい機会にしてより良い行動に移していきたいものです。

 

 

文章:シャーペン

 

画像提供元 https://foter.com/d/d.php?f=https%3A%2F%2Flive.staticflickr.com%2F3772%2F20405515916_981613dfec_c.jpg&s=c9fc73f7496dc4577f2bcdc52582e7f8

関連記事

  1. 葉真中顕『Blue』光文社文庫
  2. ショートショート『パワハラ、セクハラ問題に真摯に取り組んだ結果』…
  3. 前野隆司著『実践ポジティブ心理学』のまとめ【第六回】
  4. A型作業所は黒字化できる仕組み作りが必要
  5. 小説:『自分の道(2)』
  6. 美しいは怖い
  7. 炎上するのはハートだけで十分
  8. 『火の鳥』と『浦島太郎』読んでこい
PAGE TOP