海外のニュースから、筆者が気になったものをピックアップしてわかりやすくお届けしていますシリーズです。
第二回は、「ビデオゲーム大手の誤算」と題して、大手ビデオゲーム会社がそろって新作不発となったというニュースを取り上げます。
年末商戦が予想外の展開となり、大手ビデオゲーム会社の新作がそろって不発となってしまいました。不発がそろうのは珍しいことです。
アクティビジョン・ブリザードの『コールオブデューティー:ヴァンガード』は批評家スコアが過去最低となり、低空飛行しています。
エレクトロニック・アーツ(EA)の『バトルフィールド2042』も批評家受けが悪く、技術的な問題に見舞われました。
テイクツー・インタラクティブ・ソフトウェアの『グランド・セフト・オート:トリロジー』にもバグが発生し、めずらしく批評家から酷評されました。
三作とも11月に発売されました。いずれの作品も、エピック・ゲームズの『フォートナイト』などの無料のオンラインゲームとの激しい競争にさらされています。
EAとテイクツーに関してはこれから上昇が見込めますが、アクティビジョンに関しては、女性従業員の待遇に関する問題によって社内が危機に陥っているために、これからも引き続き業績見通しは悪いだろうと言われています。
投資家はすでに、ビデオゲームセクターに対して冷ややかな反応を見せています。
特に、アクティビジョンの時価総額はその三分の一が吹き飛んだとされています。
文章:増何臍阿
画像提供元:https://foter.com/f7/photo/2054249744/b0b745a128/
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