詩・ポエム

詩:『夜明け前の街は』

 

おおきなリュックサックを背負った若者が

神妙な面持ちで駅に向かっている

髭を生やした親爺は

若者を見て

みかえしたれ

とつぶやく

夜明け前の街は

茫洋とした景色が

眼前にひろがる

思いが研ぎ澄まされる

静かで肌寒く薄青い

なにかをはじめよう

そんな気にさせる

夜明け前の街は

 

文章:Noche

 

画像提供元 https://visualhunt.com/f7/photo/21250029252/4026999197/

関連記事

  1. 『扉の向こう』―先に進む道がある―
  2. 『出来事』
  3. 『長くは続かない』
  4. 『ご褒美を…』―頑張った自分にご褒美をしてあげよう―
  5. 『勇気の翼』―誰にでも勇気の翼はある―
  6. 【真の相談相手が欲しい】
  7. 『悩みがないのが悩み?』-悩んだ分だけ人生が切り開ける―
  8. 『負けるのだけは…』―腹が立つ時に読みたいー
PAGE TOP