障碍者支援は退職代行業者の役割を担うこともある
障碍者が職場を退職するに至る前段階として、ご本人が事業所へ退職の相談を行います。その際に、支援者(相談支援専門員、若しくは障害者就業・生活支援センターの支援者を想定)が同行するケースも少なくありません。障碍者自身が自分では伝えにくいので、支援者に退職する意向を伝えてもらうという意味合いがあると思われます。自分だけだと慰留される可能性もあるので、第三者が一緒にいた方がやめやすいという事情もあるものと思われます。
支援者は仕事を続けるために支援する人である
仕事を続けさせるためにいるはずなのに、退職時に一緒に同行するのは違うような気がしてなりません。これでは仕事を継続させるのではなく、やめさせるための存在になってしまいます。これでは就職支援者ではなく、退職支援者です。
自身も退職同行に使用しようとした経験を持つ
職場があまりにもつらい環境だったので、退職代行業者さながらのことを頼んだことがあります。当時は違和感を持っていなかったものの、現在となるとおかしいと思うようになりました。仕事を継続させるための支援を行っている人に、退職手続きをお願いするのは絶対に違います。
まとめ
支援者全員が退職代行業者の役割を担っているわけではないものの、一部では退職代行業者さながらになってしまっています。本来の目的から大きくずれているような気がしてなりません。
文章:陰と陽
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