旅・スポット

日本三体厄神の1つ:『門戸厄神』への道案内

 

  『門戸厄神』は兵庫県西宮市門戸西町にあるお寺で、正式名称は『高野山真言宗 別格本山 松泰山 東光寺』です。しかし地元の人は門戸厄神と呼び、案内看板も門戸厄神と書いてあり、門戸厄神で通じるようになっています。

 

 最寄り駅は阪急電鉄今津線の「門戸厄神駅」です。門戸厄神駅の西口を出て、道なりに北へ川沿いに進むと、石灯籠と道しるべの石柱があるので、そこを西に参道を進んで行くと『東光寺 地蔵堂』と参拝者用駐車場に出てきます。さらに進むと『厄除け饅頭』を売っている『菓匠 鈴屋雅遊庵』があります。鈴屋雅遊庵を越えた辺りから、坂が急になってきます。さらに進むと参拝者用駐輪場があり、そのすぐ先に門戸厄神の入口に着きます。

 

 普段の門戸厄神は、参拝客も少なく住宅地と関西学院大学に挟まれている立地で、とても静かなところです。境内は山の斜面にあるため、面積が狭く短時間で巡ることが出来ます。

 

 人通りが多くなり賑わいを見せる時は、夏祭りと大みそかと正月等行事がある時ぐらいです。その時になると参道と境内に屋台が並び、にぎわいますが、参道の幅の狭さと短さで他の神社仏閣の祭りと比べると控えめです。

 

 参拝の時の注意点としては、石畳や階段が雨等で濡れていると滑りやすいので、滑りにくい靴を履いて参拝することを強くお勧めします。

 

 参道に和菓子屋が1店しかないので、お土産を何にするか迷わないで済み、交通の便が良く静かな門戸厄神で名前の通り厄を祓ってみてはいかがでしょうか。

 

文章:北山南河

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