福祉・医療

カード式の障碍者手帳もある

 

 障碍者手帳は紙タイプを基本としているものの、長年の使用で顔写真がぼけてしまう、破れてしまうといった欠点がありました。そうならないよう、カード式における障碍者手帳も発行されています。今回はカード式の障碍者手帳について書いていきます。

 

 カード式の障碍者手帳が導入された時期

 カード式の障碍者手帳は2019年から可能となりました。サイズは免許証などと同じとなっています。コンパクトが特徴となります。

 

 段階的に取り入れるところが増えている

 東京都などではカード式の障碍者手帳を取り入れています。これらの地域においては、カード式の障碍者手帳を持つことが可能です。

 

 全国的に取り入れられているわけではなく、紙による障碍者手帳しか持てない地域もあります。カード式を検討したい場合は、確認を取るようにしましょう。

 

 カードと紙を両方持つことはできない

 どちらか一方しか持つことはできません。自分の好みに合ったものを選びましょう。現時点ではカード式でなくてはいけないというルールはないので、紙がいい人はそちらを継続して使いましょう。

 

 カードにはメリット、デメリットがある

 カードのメリットは写真がぼけにくいことです。紙だと長年にわたって使用すると、輪郭がぼけてしまいます。

 

 デメリットはなくしやすいこと、手帳に書かれている内容が少なくなることです。再発行や余計な手間が生じることになります。

 

 まとめ

障碍者手帳はカード、紙のどちらから選べる時代がやってきます。自分の好きなタイプを選択しましょう。

 

詳細を知りたい方はホームページを貼っておくので、自分で調べるのをおすすめします。

 

https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000481902.pdf

©障碍者手帳のカード化について

 

文章:陰と陽

画像提供元 https://foter.com/f6/photo/4304097266/85056a7cfc/

関連記事

  1. 就労継続支援A型作業所が倒産する理由
  2. 障碍者支援の支援員は選べるようにしてほしい
  3. 「障碍者施設」は、現状維持を望んでいるようにも見える
  4. 広井良則『持続可能な医療─超高齢化時代の科学・公共性・死生観』(…
  5. タクシーが車椅子利用者を乗車拒否
  6. A型作業所に通う場合の注意点
  7. 視覚障碍で事務職を目指す事業所がある
  8. A型作業所においては、まじめに仕事すると損をする
PAGE TOP