西山女流三冠(奨励会三段)は女流棋士として、棋聖戦の一次予選を初めて突破したと話題になった。
西山朋佳女流三冠は、棋聖戦二次予選の初戦で勝利を収めた。二次予選で勝利したことにより、女流棋士の新たな一ページを刻み込んだ。
初戦に勝利したことにより、棋聖戦の決勝戦にコマを進めた。次の対局に勝利すれば、決勝トーナメントに進出する。
棋聖戦二次予選の決勝戦の相手は屋敷九段。藤井壮太二冠が史上最年少タイトルの記録を更新するまで、三十年近くにわたって、最年少記録タイトル保持者として名を連ねていた。若くして才能を開花させた天才棋士である。
順位戦では、最高位のA級に所属していた経歴を持つ。男性棋士の世界において、トップ10に入ったことのあるエリートだ。
二次予選突破を目指す西山三冠にとって、これまでの相手と格が異なる。ただ、一発勝負ゆえに勝機はあると思われる。エリート棋士から大金星をもぎとり、決勝トーナメントに進出することはできるのか。棋聖戦の決勝戦に注目したい。
文章:陰と陽
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