生活

京阪の快速急行の歴史

 

 中之島線開通直後

 2008年の中之島線開通時に、京阪電車では快速急行を新設することとなります。当時は日中にわたって全線を走っており、主力級の活躍を担っていました。

 

 2011年のダイヤ改正で大幅削減

快速急行(通勤快急を含む)の下り全線運用は、早朝と夜間時間帯に限定されます。他では運用されることはありませんでした。

 

 上り列車についてはさらに大きく削減されます。全線運用は平日の早朝のみとなります。(夕方時間帯は区間を短縮されて運転)土、日、祝日ダイヤにおいては定期運用が完全に消滅し、わずか3年で役割を終えることとなりました。快速急行の設定は間違いだったのかなと思ってしまいます。

 

 2013年は大きな変化なし

 平日の中之島発の快速急行出町柳行き一本が樟葉行きに短縮されます。全線通しの上りの快速急行は4本→3本となりました。

 

下り列車においては夜間の急行を快速急行に変更するなど、増発する動きもありました。この改正では、さほど大きな変化は見られませんでした。

 

 2016年で夜間快速急行を完全廃止し、本数は大幅に削減

夜間に運用されていた下り快速急行は、12分間隔の特急に統合される形でなくなります。プレミアムカーを見据えた動きといえるでしょう。

 

平日における下りの全線通しは、通勤ラッシュ時の通勤快急及び快速急行一本、快速特急を走らせる時間帯に限られることになりました。

 

休日の下り全線運用は快速特急を走らせるときに限られます。朝の出町柳発は樟葉発に変更されました。

 

平日早朝における上りの全線運用は3本→2本となります。一方で、土日についても快速特急を走らせる時間帯に限り、全線運用が復活することとなりました。5年ぶりに定期運用されました。

 

 2017年のダイヤ改正

2017年のダイヤ改正において、快速特急を走らせる時間帯に運用していた、上りの快速急行を急行に変更します。これによって、休日の快速急行は再度消滅することとなりました。

 

平日の夜間時間帯の上り列車、土・日のおける下り列車の一部も急行に変更され、本数は削減されました。

 

 2018年のダイヤ改正

2018年のダイヤ改正では、寝屋川市発の快速急行が設定されました。中之島・淀屋橋を起点しない初の快速急行となります。

 

平日の早朝の下りの全線運用は消滅します。下りの快速急行の全線運用は、快速特急を走らせる時間帯だけになります。

 

 来年以降はどうなっていくのか

2021年には3000系プレミアムカーを導入するので、ダイヤ改正を行うと思われます。快速急行はどのような扱いを受けることになるのでしょうか。

 

文章:陰と陽

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